今季最強寒波が流れ込んできて、朝よりも風が
強くなってきた気がします。
さきほどモデルガーデンで
掃除をしたときはまだ作業しやすかったので
これからどんどん気温が下がってきそう(/_;)。
あまりにもテレビなどですごく寒くなると
いうのでかなり構えてしまっています。
ハンギングの花たちも早めに移動させて。
地植えの花たちは、大丈夫かな?
この辺りは、きっと今日の夜からぐっと
冷えこんでくるのでしょう。
.
ところで「徒長した」って言葉よく聞きますよね。
徒長とは、植物の茎や枝が必要以上に間延びしてしまい
長く柔らかく育った状態のこと。
特に成長が速い植物におこりやすく、節間が広くなり
葉や茎の色も弱々しくなりがち。
徒長した株は、ヒョロヒョロと縦に長く育って
見た目にバランスが悪いだけではなく、正常な状態の
植物に比べると、虚弱で病害虫への耐性も弱く、環境の
変化の影響も受けやすくなります。これは、身を守る
ための細胞壁が薄くなってしまうためと、考えられて
います。茎が倒れやすくなるほか、花数や収穫量なども
減ってしまうので、ガーデナーにとってはありがたく
ない現象。(/_;)
.
この徒長を引き起こす原因は、日照不足、水分過多、
高温多湿、肥料の過不足、密植などさまざま。
光が足りない場合は、より強い光を求めて上に伸び
ようとするために徒長しやすいようです。
また、芽が込み合っていると、競争原理が働いて上に
向かって伸びようとすることも徒長の原因。
.
徒長を防ぐためには、陽当たりのよい場所で
管理して、適当な量の水と肥料を与えることが
大切。タネを播いたときには、きちんと間引きを
することも、徒長を防ぐためには効果的です。
購入した苗をすぐに植えこまず、日の当たらない
場所に一時的に置いておく場合などには注意が
必要です。ちょっとの間だから・・と油断して
いたら、いつの間にか茎が長い伸びて徒長していた
・・なんてことも!(/_;)
他に風通しが悪く風が当たらない株も、徒長しやすく
なるので、株間が込みすぎないように注意しましょうね
.
残念ながら、気を付けていても徒長してしまった場合には
徒長した茎を切り戻しましょう。徒長してしまった茎は
もう戻りませんが、根がしっかりしていれば、切り戻しを
すれば脇芽が出て、新しく茎が育ちます。
基本的に徒長するのは成長が速い植物が多いので、根元
近くからバッサリと切り戻しても、ちゃんと元通りに育つので
大丈夫。(*^_^*)切り戻しをするときには、葉を残して
節の5mmほど上で茎を切ります。
元気の良い脇芽が出ている節があれば、その上で
切るといいですね(*^-^*)
コメントする