春の七草はおかゆにして頂いたりするので、ご存知の方が多いですが
実は秋の七草もあります。こちらは食べたりしないで、目で見て
楽しみます。
ちなみに秋の七草は・・・
萩・・・お彼岸のお供え物「おはぎ」の語源になった花
桔梗・・・星形の花を咲かせ家紋「桔梗紋」のデザインに。
葛・・・根からとれるでんぷんから、くずもちなどに使う葛粉がつくられる
フジバカマ・・・乾燥させると香りがよく、昔は芳香剤などとして使われました
オミナエシ・・・おみなは「女」えし(へし)は「圧」で、美女を圧倒する美しさの意味
尾花・・・ススキのこと。動物の尾に似ていることから
ナデシコ・・・日本女性の美称「大和撫子」はこの花から。
この7種類ですが、この7つが選ばれたのは山上憶良が詠んだ歌が由来なんです。
これは事務所ギャラリーに咲いているフジバカマ
この秋の七草。実は夏の花が多いんです
暦の上では立秋といえば8月初旬なので、8月に咲く花が秋の花といっても
差し障りはないんですが、桔梗などは6月下旬から咲き始めるので秋の花というと
なんだか違和感が・・・でも今と昔とでは気候も違うし種類的にも違う種類なのかも
知れないので、その頃は秋に咲いていたのかも・・・しれないですね(^-^)
紅葉が注目される秋ですが、秋の七草に代表されるように多くの草花もじゅうぶん楽しむ
ことができます。秋の七草も覚えて、家に飾るなどして秋の草花を楽しんでみるのも
いいですよ。(^-^)
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