この木のことを中国では「七里香」と呼ぶそうですよ
さらにその上をいく「九里香」という木も。
これはキンモクセイ。確かにあの香りは遠くまで漂ってきて
目にするよりも先に香りでその存在に気付きますね。
でも実際に9里(約4.5km)まで香ることはないでしょうね(^_^;)
このジンチョウゲとキンモクセイにクチナシを加えて「三大芳香花」と
呼ぶそうです。
ジンチョウゲとキンモクセイには共通点がもうひとつあって
じつは日本では実をつけません。どちらも雌雄別株の木なんですが
中国から雄株だけ移入されたので子孫ができないんだそうです。
せっかくいい香りで虫を呼んでも雌株がないので受粉できないなんて・・・残念。
どうやって殖やしているかというと挿し木なんです。
ですから日本のキンモクセイやジンチョウゲはすべて同じ遺伝子を
持つクローンということに。実は、ソメイヨシノもそうなんですよ。
今日は大雨。雨音でラジオの音もよく聞こえなくなるくらいです。
☂最近の雨は、短時間にかなり集中的に降ることが
多くて少しの移動でもびっしょり。しっかりしたレインコートや丈夫な長靴を
用意しておくと安心ですね。(^-^)
コメントする