モデルガーデンのガゼボあたりに、生えてきて
先日取り除いたゼニゴケ・・・(/_;)
これは茎と葉の区別がなくて、表裏の区別があるコケ類。
家の北側や、やや湿った場所に見られることが多いですね。
教科書などには、コケ類の代表の1つとして載っていることが
多いので、名前はよく知られていますね。裏側から仮根を
出して地面にしっかりと張りついているので、取り除きにくい
んです。(>_<)
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同じコケの仲間である可愛くてガーデニングのアクセントにも
なるスギゴケと違って、ビジュアル的に気持ちが悪いので、キレイな
かわいいガーデニングのテーマを台無しにしてくれるゼニゴケ。(/_;)
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ゼニゴケは雨などが降ったり、湿気の多いところで
水に濡れると雌株と雄株で、たちまち有性生殖をおこない
胞子を飛ばして繁殖。また環境が悪く繁殖に適さないところ、
例えばゼニゴケの雌株の近くに雄株が育っていない場合は
雌株のみだけで増えなくてもいいのに、勝手に自己増殖します。
そして、繫殖力が強い胞子を遠くまで飛ばして、群生し増えるので
なかなかゼニゴケをすべて除去するのは、根気がいります。
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寒さにはとても強く丈夫なので、冬になっても枯れずに
年を越して繁殖してしまいます。ちなみに暑さには弱い
ので高温多湿の地域が多い九州より南は、生育に適さない
ので見かけることはないですね
..
スコップで根こそぎ剥がす!!または熱湯をかける!!
これが簡単でオススメ。
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ゼニゴケが苦手な環境の特徴は・・・
① 日当たりがいいところ
② 乾燥している
③ 土が酸性
水分を多く含むと土は酸性になりがち。
盛り土をして水分が多めの土地の土壌改善を
する方法や砂利を置いて、物理的に雑草やゼニゴケを
生えにくくする方法も。
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でも庭から完全に排除することは、できません。
少しずつ環境を変えて生えにくく。地道な
作業になりますが、まずはしっかり取り除いて
そのあとは増える前に、少しずつ駆除していけば
大丈夫。キレイな庭を想像してがんばってみて
ください。!(^^)!
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