つる性植物を使った庭の演出を楽しむ人が
増えています。実は一口に「つる性」といっても
その育ち方や特性はさまざま。
大きく4つのタイプに分けられてそれぞれ適した
構造物や誘引方法が異なります。タイプ別の特性を
知っておくと、より魅力的な演出ができて、植物も
元気に育ってくれます。おうちの庭につる性植物を
取り入れてみませんか?
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つる性植物は大きく4つのタイプに分けることができます。
それぞれの特性を理解して、用途に合った植物を選んでくださいね。
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☆巻きつき植物
茎が支柱などのまわりにらせん状に巻きつくタイプ。
右巻きと左巻きの種類にも分けられます。
誘引がなくても巻きつきますが、誘引したほうが
姿がキレイです。(*^_^*)(アサガオ、カロライナジャスミン、
スイカズラ、ツルウメモドキ、ナツユキカズラ、フジなど)
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☆絡みつき植物
葉や茎の先端が巻きひげ状にクルクルと変形したものを
「巻きひげ」と呼んで構造物や他の植物などに絡みつき
ながら伸びるタイプ。誘引がなくても絡みつくが、誘引した
ほうが美しいです。(クレマチス、スイートピー、トケイソウ、
ブドウ、風船カズラ、ナツヅタなど)
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☆寄りかかり植物
茎や枝から出る刺をひっかけながら伸びるタイプ。
誘引がなくても伸びるが、誘引したほうがキレイ。
(ノイバラ、ブーゲンビリア、ツルグミなど)
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☆張り付き植物
気根や吸盤(茎の途中から出る小さな根)を出して
壁などに張り付きながら這いあがるタイプ。
誘引しなくても伸びます。(ノウゼンカズラ、テイカカズラ、
ツルアジサイ、ヘデラ・ヘリックス、ヘンリーヅタ、ツルマサキなど)
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