ライティングは、暮らしを豊かにしてくれます。
家に帰ってきて、家の灯りがついていると
ほっとしますよね。(*^_^*)
今日は灯りについて、お話します。
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夜の和風庭園を彩るポイントは、『3低の光』。
『3低の光』とは、
①「低輝度(明るすぎない光)」
②「低位置(低い位置から照らす)」
③「低色温度(あたたかい色味の光)」
のこと。和のライティングに最も適した光の演出方法です。
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ところで、「サーカディアンリズム」というもの
知っていますか?
サーカディアンリズムとは、一日の体内時計や生体
リズムのこと。人は、朝日を浴びて起きて、太陽が
沈み暗くなると眠ります。このリズムを持った生活を
何万年も繰り返してきています。
一見、ライトアップとは全く関係なさそうなんですが、
実はライトアップをする上で、サーカディアンリズムは
非常に重要なんです。
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昼間、太陽が真上にあるとき人々の行動は活発になります。
逆に夜、太陽が沈むと、人々は落ち着きや安らぎを取り戻して
眠りにつきます。
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ライティングにも、これと同じような効果があります。
上のほうから照らすライティングは、人の活動を活発化
させるので、オフィスなどの作業をするのに適した光。
逆に足元にライトがあると、空間に落ち着きや安らぎ、趣を
感じさせることができます。
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和のライティングは、この特徴を活かし、上から照らすより
足元に光を置き、庭に落ち着きを与えます。
「低位置」ライティングは、簡単に取り入れることができる
和の庭の演出の1つなんです。
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夜のライティングで、庭の印象が変わってきます。
ぜひ試してみてくださいね。(*^-^*)
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