植えっぱなしで丈夫に育つ植物のグループ、宿根草の
植え時は、スイセンなどの春に咲く球根植物を植える
秋がベストシーズン。
球根植物と一緒に植えるとお互いが引き立てあって
いい感じ。(*^_^*)
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花を植えるというと春って感じの方が多いと思いますが、
宿根草は秋に植え付けるのが最適。
庭植えで越冬できる宿根草は庭で冬越しさせることで、場所に
なじみ、根がしっかりと張ります。(*^_^*)
そうすると、翌年に花の開花時にボリューム感が出て見事に
咲きます。また寒さにもちろん暑さにも耐性がつくので
苦手とする夏越しも春植えに比べて成功しやすくなるんです。
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球根と一緒に植えられる宿根草の中で、同じ時期に咲いて庭が
にぎやかになったり、球根の花の後の枯れていく葉を上手に
隠してくれたり、一緒に植えるとメリットがある宿根草を
中心に紹介しますね(*'∀')
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秋に球根と同時期に植えると早春の庭がより楽しめるものは・・・
まずクリスマスローズ。春のスイセンやチューリップとの組み合わせは
◎。花の咲く時期が近いため、同時に咲かせて楽しんだり花の後に
葉が大きくなって枯れてくる球根植物の葉を目隠ししてくれるんです。
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またシバザクラに代表される早咲きのフロックスは多くの品種があって
球根植物とともに咲かせることができる宿根草。スイセンやチューリップと
植えるとまるで、ライトアップしたように足元を明るくしてくれます。
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ベロニカといえば、初夏に咲く長い穂の花が一般的ですが、カーペット状に
広がるタイプもあります。この種類はベロニカの中でも早咲きで早春から
花を咲かせて球根の花とともに楽しめます。
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雪解けとともに春を告げるプリムラの中でも、ブルガリスやべリスと
いった代表的な早咲き品種は球根と同時期に咲きます。色の異なる
種類を組み合わせて、コントラストを楽しんでみてはいかが。
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シクラメンといえば、冬の花のイメージですが、原種のシクラメン・コウムは
早春に咲き、極寒冷地を除いて庭で越冬できるガーデン向きの種類。
でも姿が小さいので球根植物で隠れないように花壇の手前や球根から少し離して
植えるのがコツです。また、小型のシラーやチオノドクサ、スノードロップなどの
小球根と合わせて咲かせても可憐でいいですね(*'∀')
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球根の花がたくさん咲いたあとは、スイセンやチューリップの葉は休眠に向けて
徐々に枯れていきます。あまり見た目がよくないので切ってしまいたくなりますが
実はまだ生育を続けていて球根を太らせています。だから葉はなるべく残しておく
必要があります。この時に宿根草の葉が大きく育ってくると枯れた球根の葉を
隠してくれるので見た目が悪くならずいいですね。秋に球根の近くに植えておくことを
オススメします。
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秋は、来年の春以降の庭をつくるための大切なガーデニングシーズン。
植物たちが育っていき、どんな景色になるのかなと考えながら、植えこんでいくと
楽しいですね。球根の花が咲き終わるころ、宿根草の葉が展開して徐々に
育っていく様子を実際目の前で見続けたら、きっとガーデニングの楽しさが
わかります。
宿根草を植えて暮らしに季節を感じる庭を。
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