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バラの花が咲くのは5月から6月。

少し先ですが、蕾をつけている花も

あってこれから楽しみ(^-^)


IMG_201901071.jpgところで、バラの病害虫はいろいろありますが、

どんなものがあるのか、知っておくといいかもしれません。

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バラの病害虫の危険度 ランキング

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危険度1位 ゴマダラカミキリ(テッポウムシ)

 良く発生する場所:根、枝

発生時期:成虫は6~8月 幼虫は7~翌年4月

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危険度2位 コガネムシ

発生場所:根、花、葉

発生時期:成虫4~9月、幼虫 6~翌3月

成虫は花や葉を食べて幼虫は根を食べる。

夏以降に生育が急激に衰えたら株元付近に

幼虫がいる可能性が。土を掘って補殺して。

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危険度 3位 ハダニ

発生場所:葉裏、つぼみ

発生時期:4月から11月

症状と対処法:高温で乾燥しやすい環境で多発

梅雨明け後に急激に増える

葉裏から吸汁するムシ。被害が広がると葉全体が

白っぽくかすり状になって生育が衰える

ハダニは水を嫌うので葉裏に散水。

被害の大きい葉は取り除いて薬剤を散布。

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危険度4位 黒星病

発生場所:葉

発生時期:5~7月、9~11月

症状と対処方法

梅雨の時期など雨の多い時期に多発するカビによる病気

病気になると葉に黒い斑点が現れ、のち落葉。

発生すると周りの葉に急激に広がるので、病気の葉や

落葉した葉≪以外と忘れがち≫をとり除いて薬を撒いてください。

土にいる病原菌から感染するので、マルチングで泥はねを防ぐ

病原菌は越冬するので春先からの予防散布がとても大切。

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危険度5位 うどんこ病

発生場所:葉、つぼみ、花首

発生時期:4~7月、9~11月

症状と対処方法:湿度が低く、曇りが続くと発生しやすい

カビによる病気。病気になると新葉、蕾、花首などに白い

粉のようなカビが生える。風によって胞子が広がるので

早めに発生部分を切り取って薬を撒きます。

病原菌は越冬するので春先からの予防散布が大切。

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危険度 6位 バラシロカイガラムシ

発生場所:幹、枝

発生時期:成虫1年中、幼虫5~7月、9~10月

症状と対処方法:白いカイガラムシが幹や枝に

張り付いて樹液を吸汁する。ホースの先端をつぶして

勢いよく水を出して、その水流で吹き飛ばすか、古い

ハブラシなどでこすり落とす。

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危険度 7位 ゾウムシ類

発生場所:新芽、つぼみ

発生時期:4~8月

症状と対処方法:茎内や若いつぼみに産卵して幼虫がその

部分を食べて大きくなる。被害にあった部分は花が咲かなく

なり、先端がちりちりに乾いたようになって地面に落ちる。

枝をゆらすとぽろぽろと落ちて逃げるので、受け皿にキャッチして

補殺する。

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危険度8位 アザミウマ(スリップス

発生場所:つぼみ、花、葉

発生時期:5~10月

症状と対処方法:花やつぼみなどに潜り込んで汁を

吸う体長1~2mmの小さなムシ。

高温で乾燥しやすい環境で多発し、繁殖が早い。発生

すると茶色や灰色のしみができて花が咲かなくなったり

葉が丸まって変形する。発生した花や蕾は放置せずに

摘み取って処分。被害が大きい場合は薬剤散布。

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危険度9位 ホソオビアシブトクチバ

発生場所:葉

発生時期:6~11月

症状と対処方法:シャクトリムシの仲間でガの幼虫

枝を這い上がって葉などを食べる。適用薬剤はないので

よく観察して見つけ次第補殺。

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危険度 10位 ヨトウムシ類

発生場所:葉、花

発生時期:4~11月

症状と対処方法:薄茶色~茶色のイモムシ状のムシで

日中は土の中に潜んでいて夜になると葉や花を食べる。

幼虫が大きくなればなるほど薬剤が効かなくなるので

薬剤散布するなら小さいうちにするのが効果的。見つけ

次第補殺。

危険度11位 チュウレンジハバチ

 発生場所:葉、枝

発生時期:4月~11月

症状と対処方法:成虫のハバチが枝の中に卵を産み付け

幼虫が食べる。産卵中の成虫は身動きできないので見つけ

次第補殺する。枝にできた産卵の痕を見つけたら、ようじなどで

卵をつぶすか切り取る。幼虫が群がって食べている葉は

切り取ってまとめて補殺。あるいは薬剤を散布。

危険度 12位 アブラムシ類

発生場所:新芽、蕾

発生時期:4月~11月

症状と対処方法:黄緑色などの小さなムシ。新芽や若いつぼみ、

若葉などの柔らかい部分に密集して吸汁する。見栄えが悪いのは

もちろん、ウイルス病やすす病の原因ともなるので、見つけ次第

補殺するか薬剤を散布。

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病害虫を知っておいて、それにあった

対応をしていけばキレイな花を長く楽しめますよ。

これから、春が楽しみですね(*^_^*)❀」

 

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