バラのアーチのあるお宅って、ステキですよね。(*^_^*)
でもバラのアーチは、どんなバラでも仕立てられるわけでは
ありません。美しいバラのアーチを作るためには、バラの
性質を知って品種を選ぶのも大切です。
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バラの樹形には大きく分けて、枝を2m以上伸ばして育つ
つる樹形(クライミングローズ)、枝を1~2m伸ばして
半自立する半つる樹形(シュラブローズ)、支えがなくても
自立する木立ち樹形(ブッシュローズ)の3タイプがあります。
このうちアーチの仕立てに向くのは、しなやかな枝を長く伸ばす
つる樹形のバラ(クライミングローズ)。小型のアーチであれば
半つる樹形のバラ(シュラブローズ)を誘引するのも、オススメ
です。(#^.^#)
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では、バラのアーチに適した品種選びのポイントについて
お話しますね。
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バラのアーチに仕立てるバラの品種を選ぶ際に、もっとも大切なのは
アーチの大きさや高さに合った品種を選ぶコト。門型の大きなアーチ
には、枝(シュート)がしなやかな硬さでよく伸びる品種を選んで
小型のパイプアーチでは、自立性が強い樹高の低い品種を選ぶといいですね。
樹勢が強くなりすぎてしまう品種もあるので、バラが根付いて大きく
なったあとの姿も考えて選ぶのもポイントです。
またうつむきがちに咲く品種を選べば、下から見上げたときに花の顏を
楽しむことができます。(*^▽^*)
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アーチに仕立てるバラは、基本的にしなやかな枝を長く伸ばして
誘引しやすいつるバラ。ですが、常につるバラが最適というわけ
ではありません。枝を長く伸ばすつるバラは樹勢が強い品種も
多いので剪定などの手入れにとても手間がかかってしまいます。
また、一季咲きや返り咲きの品種が多くて、選択肢が限られて
しまうことも。
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初心者の方には、シュラブ系の品種もオススメ。
シュラブ系の品種では四季咲き性も多くて、品種によっては
1年中バラのアーチを楽しむことができます。花形や花色も
さまざまで、香りの強い品種やトゲの少ない品種など幅広い
選択肢から選ぶことができます。ただし、シュラブ系は、つる
バラに比べると枝が長く伸びにくいので、小型のアーチなどに
取り入れるといいですね。(*^_^*).
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