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9月に、入りましたね。まだまだ暑い日が続いて

います。冷たいものが、おいしいですね。(*^_^*)

アイスクリームやアイスラテ、そばにそうめん。

蒸し暑い日が続いているので、冷たくてのど越しのよい

ものが欲しくなりますね。一日の終わりの

冷えたビールが格別、という人も多いですよね。

これらも時々ならいいのですが、毎日となると

ちょっと心配です。(;'∀')

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冷たいものは一時的に爽快感を与えてくれますが、

実は、それ以上に体にダメージを及ぼすものでもあるんです。

消化を司って、体を働かせるエネルギー、「気」を生み出す

大事な場所である「脾」は冷えることが大嫌い、冷たいものの

摂りすぎはてきめんに脾を弱らせてしまいます。ただでさえ

夏は、暑さに抵抗しようと体がエネルギーを消耗して

気が不足しやすい時期。一方で、冷房によって外側から

冷やされる時間も長く、それが脾をさらに失調させて

しまいます。こうした生活が続くと、体は徐々に

元気を失い、気づくとだるさや疲れがいつまでも

抜けない状態に。

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秋口に体調を崩すいわゆる「秋バテ」は知らない間に

積み重なった夏のダメージが大きな原因。今のうちに

汗をかいておくことも大事。秋のだるさや疲れを防ぐ

には、夏の間に気を回復させておくことがカギ。

まずは気をつくる工場、脾を弱らせる冷たいものを

控えることが先決です。朝一番の冷たい水を白湯に替える、

もりそばを頼みたいところを、具入りの温かいそばにする、

アイスラテは今日はガマン・・・。そんなちょっとした

心がけで、脾は調子を取り戻していきます。(*^-^*)

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そして毎日の食卓に、気を補う食べ物を増やしましょう。

米やイモ、大豆のほか、エビやかつお、まぐろなどの

魚介類、キノコもいいですね。この時期に美味しい

ものは全般的に、補気の作用が強くてオススメ。

よく噛んで食べることも、脾を休めるために大切です。

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また冷たいものが好きな人は、汗をかくことを嫌う傾向が。

適度に発汗できていないと体には熱がこもり、その熱が

陰を浪費するため、かえって乾燥しがちに。

のどや肺が乾燥すると、秋に風邪をひきやすくなります。

今のうちに、入浴で汗をかく習慣をつけておきたいですね。

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9月に入りましたが、まだ暑いのでつい夏の感覚で

過ごしがち。でも、自然界では秋への準備が始まって

います。体もそれに合わせて、徐々に「秋支度」を。

冷やさない生活を始めてみてくださいね。(*^_^*)

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