植栽をいろいろ調べていたら、
硬葉樹という言葉を見つけました。
一緒に照葉樹という言葉も。
聞きなれないのでさらに調べてみたら、
硬葉樹と照葉樹は、どちらも常緑広葉樹のこと。
そして硬葉樹は常緑で硬い毛のある葉をもった樹木。
主に地中海気候の地域で見られる、夏の暑く乾燥した気候に
適応した樹木のこと。水の損失を防ぐために、小さく硬い葉をもつ
オリーブ、暑い樹皮をもつ幹が発達したコルクガシがそうです。
日本ではブナ科のコナラ属のウバメガシがあります。
このウバメガシは備長炭の材料としてよく知られていますね
普通のカシよりも硬くて、火力・日持ちともに優れています。
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もう一方の照葉樹は夏の多雨と冬の乾燥に耐える
ために厚い葉っぱをもった樹木。
葉の表面が光って見えるものが多いので照葉樹と名前がついています。
ツバキやサカキなどのテカテカした葉。冬の寒さにも強い木たちです。
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もうじき3月。沈丁花の❀も蕾をつけてきて
これから咲きそうです。「沈香と丁子の両方の
香りを持つ花」という意味もあるこの花。
春の香りが、これから楽しみです(*^_^*)
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