秋と言えば、柿、さつまいも、栗・・・と美味しいものの旬が。
その中の柿は、日本人と関わりが古くて栽培の歴史も
有史以前からではないかといわれていますね。
今では甘柿と渋柿がありますが、鎌倉時代までは
渋柿しかなかったとか。
それを樽柿にしたり、干し柿にしたりして食べていたそうです。
そこから「柿根性」という言葉も生まれたようですね。
柿根性とは、柿は渋いものは干せば甘く変身し、焼けば渋もとれる。このように
一見頑固そうに見えて、実は変わりやすい性格・・・のことをいうんです。
反対にウメ根性という言葉も。
こちらの意味は「しつこくてなかなか変えがたい性質」のこと。
煮ても焼いてもまだすっぱいから。おもしろいですね。(^-^)
柿にはほかの果物にはみられない特徴が。
「香りがない」「渋がある」のほかにも「酸がない」。
柿にはビタミンCがたくさん含まれているにも関わらず
酸っぱくないんです。それもかなりたくさんのビタミンCがあるのに・・・。
なんだか不思議ですね。他にもブドウ糖・果糖・ビタミンK・B1・B2・カロチンなどの
栄養素やミネラル、酵素なども含まれています。柿は栄養たっぷりです。(^-^)
栄養があるのでいろいろな食べ方がありますが、あんぽ柿というもの、ご存じですか?
私は知らなかったのですが、これは渋柿を硫黄で燻蒸して乾燥させる独特の
作り方で作るドライフルーツ。干し柿に比べると、とっても柔らかくてジューシー感が。
また、柿は熟れたものが好きな方と少し固めが好きな方がいますね。
熟れすぎた柿が苦手な方は、冷凍してシャーベットにして食べると美味しい
ですよ。(^u^)
エクステリア鈴幸のある浜松市は、浜北区にて次郎柿が有名です。
大正時代の中頃から美味しい柿との誉れも高く、今では特産品
として浜松次郎柿として売られています。(^-^)
来月から美味しい柿が出回ってきそうです。お店に並びだしたらさっそく
買って食べようと思います。
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