ただいま進行中の磐田の現場に行く途中に、前々から気になっていた
建物がありました。それは、レンガ調の建物でどこか西洋の雰囲気が漂う建物でした。
なんだろうと思って寄ってみたら由緒ある家柄の旧屋敷でした。
この旧赤松家は、近代日本造船技術に先駆者で、明治期に磐田原台地に
茶園を開拓した赤松則良が明治20~30年代に建築した邸宅。
この則良は遣米使節団への随行やオランダ留学にて造船技術を習得するなど幕臣として活躍し、明治時代に造船技術者として功績をあげ
そののち海軍中将まで進みました。
そして公職を退いたのちに、見付に戻りました。
赤松則良の娘さんは、
森鴎外と結婚して息子を
一人生んでいます。
のちに離婚してこの赤松邸で
生活していました。
おしゃれですね。(^-^)
トサミズキ 見頃でした
和風の園路もステキです。
外から見たお蔵です。展示場になっていました。
竹林です
なぜか京都を思い出します。(*^_^*)
私の育った家がこんな感じでした。
残されている建物の門や塀はレンガを巧みに積み上げたもので、明治の面影を
残す記念物として県や市の文化財に指定されています。
旧赤松家屋敷跡に平成16年8月に記念館としてオープンしました。
和室では、磐田原開墾にちなんで「いわた茶」が飲めますよ。(300円・菓子付きです)(*^_^*)
(記事 S、構成 I)
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