オキナグサ 学名 Pulsatilla cernua
キンポウゲ科 オキナグサ属 多年草 日本、朝鮮半島、中国原産
第一展示場の南欧風庭園と和風庭園の境にあるオキナグサです。
オキナグサのなんともいえない花姿、魅了されますね。
日本が原産のオキナグサの自生地を一度、訪れてみたいなんて、私は常々、思っているくらい。
オキナグサって好きですね。
でも、オキナグサの自生地は、近年、数が減少。
環境省レッドリストの絶滅危惧種に指定されています。
山野草ブームで、山から持ち去る心ない人もいるようです。
ここにあるオキナグサは、自生のものでなく、もちろん栽培されたもの。
自生地にいくより、個人の庭先のほうがみつける機会は多いかもしれませんね。
オキナグサは、漢字で書くと「翁草」。花後に長い羽毛がはえる様子が、おじいさん(翁)の頭にみえることからついた名前です。
ホント、花後の姿も、ユニークです。
オキナグサの花のようにみえる部分はじつは、ガク片が変化したもので、花弁はありません。
有毒植物なので、皮膚に汁がついたりするとかぶれたり、体内に入ると危険だったりします。
キンポウゲ科の花は、そんな植物が多いですよね。
キンポウゲ科にかぎらず、そういう植物は身近には結構多いものです。
もともと冷涼な山地に自生するオキナグサ。
庭で育てるには、日当たりがよく、暑すぎない場所を選んで育てるといいかもしれませんね。
寒さには強いので、暑さ対策さえすれば、楽しめると思います。
種ができたら、とりまきしてあげると、2年くらいで花が咲いて、またまた楽しめますね。
昨晩から今朝までは、ひどい荒れ模様の天気でした。大雨洪水警報もでていましたが、朝には解除。
今は、気持のいい青空になっています。
ゴールデンウイークを楽しみにされている方も多いと思います。
庭で、休日を楽しむのもいいですよね^^(記事担当Y)
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