2020年3月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

月別アーカイブ

役立つ花と木の図鑑

img_174800_11686069_0.jpg

イメージ 2

ヤツデ 学名 Fatsia japonica  別名 テングノハウチワ

ウコギ科 ヤツデ属 常緑低木 日本原産



第一展示場の2箇所にあるヤツデです。

この時期、大きな常緑の葉が、特徴的ですね。

天狗の葉団扇なんてよばれますが、天狗がもっているあの葉がヤツデですね。

掌のようなかたちの大きな葉っぱは、庭でもよくつかわれます。

和風の庭にも、洋風の庭でも、存在感がありますね。

初冬に白い球状の花を咲かせ、そのあと実ができてきます。

その実は、だんだん黒く熟してくるのですが、今年は、花がみられませんでした。

深い切れ込みのあるヤツデの葉ですが、名前どおりに八つにわかれているわけではありません。

たくさんに分かれているという意味で、八という数字が縁起がいいのでつけられているようです。

私が子供のころは、私の家の庭にもあって、ヤツデの葉っぱや実でよく遊んだ覚えがあります^^



緑色の単色のヤツデは、おなじみですが、斑が特徴的なフクリンヤツデや、ふぞろいに黄斑の入る素敵なヤツデもありますね。とても素敵ですよ。

そんな特徴的な斑入りヤツデも、楽しいかもしれませんね。




イメージ 3これは、以前、私がいった、愛知県安城市にあるデンパークの屋内庭園に展示植栽されていた、ヤツデと葉物類たち。

ヤツデって、一見地味な感じがするのですが、大きくて存在感のある葉っぱは、意外と庭にあると役にたつんですよね。

葉物のよさを実感しますね。(記事担当Y)

コメントする