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役立つ花と木の図鑑

クリスマスローズの花芽が動き出しています

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第一展示場の園路脇、何箇所かにあるクリスマスローズの花芽が、動き出しています。

もう花芽が見えてきているものもありますね。

クリスマスローズは、これから寒い時期に、庭にいろどりを与えてくれますね。

下向きに咲く、清楚な花に、毎年、魅了されます。

クリスマスローズが、動き出すころは、私も、なんとなくわくわく。

大好きな花なのです。

花といっても、花弁にみえるのは、じつは、ガク。

本当の花の部分は雄しべの元に小さくあります。

これは、早く散ってしまうものの、美しいガクが、いつまでも残って私たちを楽しませてくれますね。


クリスマスローズは、園芸店などでみかけるものの大半はオリエンタリスハイブリットとよばれる、オリエンタリス種を含めた人為的な交配で、うまれてきた種類が、ほとんどです。


日本では、クリスマスローズというと、このオリエンタリスハイブリッドを含めたヘレボルス属全体を総称していいますが、正しくは、原種ニゲル(Helleborus niger)の英名をさします。

これに対して、オリエンタリスハイブリッドは、英名で、レンテンローズなんてよばれますね。

世界には20種類近い原種がありますが、交雑しやすい形態の不安定さから、非常にたくさんの交配種が生まれることができるのですね。

花はじつに多彩で色も形も、模様も本当にさまざま、しればしるほど、その魅力にはまってしまいます^^


今年の鈴幸花売り会では、お店ではなかなか普通に手に入りにくいクリスマスローズの原種の苗をいくつか販売しました。

まだ、小さい苗なので、花が咲くには時間が必要ですが、待つのも楽しみです。

オリエンタリスハイブリッドの華やかな花に比べると、原種は素朴な感じですが、またそれも魅力です。

交配させて自分だけの花を作り出すことも夢ではないですね。

ご希望があれば、まだお店にもありますので、鈴幸まで、ご連絡くださいね^^(記事担当Y)

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