キンポウゲ科 クレマチス属 スペイン バレーリア諸島原産
第一展示場の枕木のパーゴラ入り口手前の壁面に、絡んでいる冬咲きクレマチスです。
シルホサ系のクレマチス'カリシナ'は、半鐘状に下向きに咲く花が、とてもかわいい種類ですね。
冬咲きのクレマチスは、しっとり清楚な感じで咲くものが多いですが、こちらもこぶりのそんな種類です。
花の大きさは3~4cmというほどでしょうか。
白い下向きの花を下からのぞいてみると、赤紫の斑点があって、美しいですよね。
花は咲き始めは、黄緑かかった白い色をしています。
白といっても、いろいろな白があるものです。
常緑の種類とはいうものの、夏の暑さで、休眠して葉を落としまうことも多いので、枯れたのかなと思っても、急いで刈り込まないでくださいね。
夏のおわりごろから、葉を茂らせはじめ、秋が深まってくるころに、咲き始めてきたりします。
刈り込んでしまうと、せっかく今年、見られるはずの花が見られなくなってしまいます。
花は、旧枝咲きで、前年に伸びた古い枝に、いくつか花を咲かせます。
この種類の旧枝咲きのクレマチスは、弱剪定。
花が終わったあと、3芽から4芽下の部分を弱めに剪定をすると、2番花が少し咲きます。
系統によって、剪定の仕方が変わってきますので、剪定の仕方に注意してくださいね。
間違ってすべてを強剪定すると、花はその年、みることができなくなってしまいます。
間違えないように花を楽しみたいですね。
古枝を新たに更新させたいときも、前年の枝は、必ず残すようにしてくださいね。
わき目の様子をみながらやると間違いがないのかもしれません。
剪定を上手にしてたくさんの花を楽しみたいですよね。
クレマチスは葉柄がまきついて、ひろがっていきますが、いろんな系統があって、奥が深いですよね。
花の種類もさまざま、クレマチスを知るといろいろな品種を育てたくなってきます。
お庭に可憐な冬咲きクレマチスいかがですか^^
きっと好きになるはずです。
鈴幸にお気軽に遊びにきてくださいね♪(記事担当Y)
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