2020年3月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

月別アーカイブ

役立つ花と木の図鑑

冬咲きクレマチス'カリシナ'が咲き出しています

| コメント(0)
イメージ 1
イメージ 2
イメージ 3

冬咲きクレマチス'カリシナ'

キンポウゲ科 クレマチス属 スペイン バレーリア諸島原産


第一展示場の枕木のパーゴラ入り口手前の壁面に、絡んでいる冬咲きクレマチスです。

シルホサ系のクレマチス'カリシナ'は、半鐘状に下向きに咲く花が、とてもかわいい種類ですね。

冬咲きのクレマチスは、しっとり清楚な感じで咲くものが多いですが、こちらもこぶりのそんな種類です。

花の大きさは3~4cmというほどでしょうか。

白い下向きの花を下からのぞいてみると、赤紫の斑点があって、美しいですよね。

花は咲き始めは、黄緑かかった白い色をしています。

白といっても、いろいろな白があるものです。

常緑の種類とはいうものの、夏の暑さで、休眠して葉を落としまうことも多いので、枯れたのかなと思っても、急いで刈り込まないでくださいね。

夏のおわりごろから、葉を茂らせはじめ、秋が深まってくるころに、咲き始めてきたりします。

刈り込んでしまうと、せっかく今年、見られるはずの花が見られなくなってしまいます。


花は、旧枝咲きで、前年に伸びた古い枝に、いくつか花を咲かせます。

この種類の旧枝咲きのクレマチスは、弱剪定。

花が終わったあと、3芽から4芽下の部分を弱めに剪定をすると、2番花が少し咲きます。

以前の記事で、テキセンシス系インテグリフォリア系の種類のクレマチスを紹介しましたが、以前の2種は新枝咲きで今年延びた枝に花が咲くので、強剪定する種類でした。

系統によって、剪定の仕方が変わってきますので、剪定の仕方に注意してくださいね。

間違ってすべてを強剪定すると、花はその年、みることができなくなってしまいます。

間違えないように花を楽しみたいですね。


古枝を新たに更新させたいときも、前年の枝は、必ず残すようにしてくださいね。

わき目の様子をみながらやると間違いがないのかもしれません。

剪定を上手にしてたくさんの花を楽しみたいですよね。


クレマチスは葉柄がまきついて、ひろがっていきますが、いろんな系統があって、奥が深いですよね。

花の種類もさまざま、クレマチスを知るといろいろな品種を育てたくなってきます。

お庭に可憐な冬咲きクレマチスいかがですか^^

きっと好きになるはずです。


鈴幸にお気軽に遊びにきてくださいね♪(記事担当Y)

コメントする