センリョウ科 常緑小低木
第一展示場の和風庭園にある千両の木の実が、赤くなってきました。
晩秋になると、赤くなってくるこの実。
和風の庭の冬の彩には、なくてはならない植物ですね。
真冬でも、赤くつややかな実は、お金にたとえられるほどです。
センリョウに似た赤い実ができる植物にマンリョウとよばれる木があります。
マンリョウも、同じような理由からつけられた名前ですね。
センリョウもマンリョウも昔のお金をあらわす名前で、縁起がいいので、お正月飾りにもつかわれます。
千両、万両とあれば、百両(カタタチバナ)、十両(ヤブコウジ)とよばれる植物もあるんですよね。
千両だけが、センリョウ科に属し、それ以外の植物は、ヤブコウジ科に属します。
センリョウは、葉の上の部分に赤い実をつけ、それ以外は、葉の下に実がつきますね。
似たような姿ですが、実のつきかたで区別できますね^^
花は7月から8月くらいにあまりめだたない黄緑の花が咲きます。
センリョウは、直射日光や西日には弱いので、半日陰で育てます。
浜松は、冬もそう寒くはならないので、戸外で育てられますが、寒さにはあまり強くはないのですよね。
肥料はやりすぎると、葉ばかりが茂ってしまうので、控えめに。
地際からでてくる枝は、あまり枝分かれすることがないので、地際で数本すいてやるように剪定するといいみたいです。
剪定した枝は、お正月の飾りに使えますよね^^
早くもお正月の話になってます。
日本の四季はなんてはやいんでしょう。
植物の様子を季節を通して追いかけていると、いろんなことに気づかされます。
もうそうこうしているうちに、年賀状を準備しなきゃなんていう時期も、あと少しになりますね。
今月の鈴幸では、カーポート限定品ですが、半額にて販売中です。
カーポートの設置をお考えの方は、この機会にいかがでしょうか。(記事担当Y)
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