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役立つ花と木の図鑑

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イメージ 2

ホトトギス 学名 Tricyrtis

ユリ科 ホトトギス属 多年草 日本・台湾原産

第一展示場、事務所に入る入り口近くのアーチのそばにあるホトトギス。

以前、8月に咲き始めたホトトギスの記事を載せたのですが、今年もたくさんの花芽ができていました。

数日前の台風で、花芽が痛んだものが多かったのですが、がんばってさいてくれているものを再度、紹介。

鈴幸で、咲いているホトトギスは、花びらの縁がかすかに青いホトトギス。

でも、なぜか、今回の台風の塩害の影響を受けて、残念ながら、少し白っぽく色あせたように感じるのは私だけでは、ないと思います。




台風による塩害は、海から運ばれた塩分を含んだ海水が強風などで、内陸に運ばれて起こるもの。

植物は、特殊なものを除いて塩分に弱いもの。

その被害は海から10キロメートル離れていても、起こるようです。

海から遠ざかるほど、被害も少なくなってきますが、海に近いこのあたりでは、うける被害も大きかったようです。

ちなみに鈴幸の位置はこちら

地図が出てきたら、-の印を5回ほど、クリックしてみてください。

海から、こんなに近いんですよ~。

私は、海から10キロ以内を生活域にしているので、悲しいほど、目にする木々や植物がダメージを受けているのがわかります。



イメージ 3
第一展示場のカツラの木です。

鈴幸の木々も、台風直後よりも、また、さらに葉の痛みが進んでしまいましたね。

この時期に花芽をつけているような植物は、今後、花が咲くのに影響もでてくるかもしれません。

農作物にもかなり被害がでたのではないでしょうか。

被害を軽減させるのは、すぐに葉に付着した塩分をなるべく洗い流すことですが、大きくうけた被害はなかなか難しいかもしれませんね。(記事担当Y)

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