クマツヅラ科 カリカルパ属 落葉低木 日本・東アジア原産
第一展示場の北側の通路のあたりにある、コムラサキの実が紫に色づきはじめました。
紫のツブツブの実が美しい木なんですよね。
私は、この実をみるたび、仁丹を想像します^^
子供のころ、こんな色の仁丹のお菓子を食べたなと・・・。
花がおわると、緑の実ができ、緑から徐々に、つややかな紫の実へと変わっていくのですね。
秋になると、いろんな園芸店でも、こんなコムラサキの鉢植えを多くみかけます。
ときどき、園芸店などをみてまわっていると、コムラサキの鉢植えの名前が『ムラサキシキブ』として売られていることがあります。
紫のツブツブな実をたくさんついているので、その姿から、ムラサキシキブという流通名が定着しつつあるようですが、実際には、ムラサキシキブという木が別に、山にいくと自生しています。
コムラサキよりも背丈が大きい木で、花や実のつきかたも、ちょっと違います。
同じ属なので、似てはいるのですが。
そういう私も、自生しているものはまだみたことがないのです。
以前から、一度は、みてみたいと思っているのですが。
コムラサキは、夏にピンクの小さい花が咲き、秋に紫の実がなりますが、秋になる実は長いこと木に残ってきれいなので、庭木でも、とても人気がありますね。
肥沃で、やや湿った土を好み、じょうぶなコムラサキシキブ
日向から、半日陰でも、実をつけ、庭に植えるのも楽しいですよね。
浜名湖周辺の山でも、自生のオミナエシや秋の山野草が咲きだしているようです。
この時期になると、秋の風を感じながら、気軽にハイキングなどしたくなります。
富幕山や尉ヶ峰、湖西連峰から見下ろす浜名湖の景色ってみたことがありますか?
とてもすばらしい眺望ですよ^^
自生のムラサキシキブの話から、ふと、思いました。(記事担当Y)
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