ユリ科 ヤブラン属 常緑多年草 日本など東アジア
第1展示場、和風庭園の金魚の池のそばにヤブランの紫の花がでてきました。
葉が常緑で、じょうぶなので、樹木の影になる部分や下草につかわれることも多いヤブランですが、この時期でてくる紫の花もなかなかかわいいです。
ヤブランは日陰にも強い植物ですが、日あたりがある場所ならば、こんなかわいい花にも、会うこともできますね。
群生して咲かせると、見ごたえもそこそこある花です。
鈴幸のものは、群生というほどではありませんが、いくつか花があがっています。
日本が原産というだけあり、日本の気候にあったつややかな葉がきれいです。
ヤブラン属には、ヤブラン、ヒメヤブラン、コヤブランとあり、名前の通り暗い藪の中でも、自生しているいかにもじょうぶな性質をもつ多年草です。
葉はこんな斑の入るものから、緑一色のものがあり、緑のほうがじょうぶなようですが、斑入り種は、日陰の暗い場所を明るくしてくれるので、いいですね。
株分けも春か秋に簡単にわけることができます。
耐陰性の強いヤブラン、日陰すぎて何も植えられないなって思っている場所には、とても重宝します。
花をみたい場合は、植え場所を考える必要もでてきますが・・・。
コメントする