マツムシソウ科 マツムシソウ属 一・二年草 アジア、アフリカ、ヨーロッパ原産
展示場の何箇所かに植えているスカビオサ。
またの名をマツムシソウといいますね。
日本にも自生種がありますが、みかけるのは西洋マツムシソウで、園芸品種も多いです。
背丈が高くなるものから、背たけがそう高くならないものまでいろいろですね。
この前の鈴幸の花売り会でも、販売をしました。
よくみかける薄紫やちょっとシックでおしゃれなブラックなどもあって、いろいろ育ててみるとおもしろいです。
マツムシソウの名は、日本に自生している種が、マツムシが鳴く秋に咲くからという理由みたいですが、このマツムシソウたちは、西洋生まれなので、咲いている時期がちがってなんだか不思議な感じです。
花は、もちろん似ているんですが・・・。
西洋マツムシソウは、日本に自生しているマツムシソウより、花が大きくて、開花が進むにつれて花芯が、盛り上がるため、英国などでは、ピンクッションと呼ばれているようです。
そういわれてみれば、ピンクッション(針山)にも似ていますよね。
スカビオサという名のほうは、ラテン語で、皮膚病の疥癬(かいせん)scabieaに由来しているようです。
スカビオサのある種が、疥癬にきく薬草として使われたからのようです。
日本自生のマツムシソウも、昔は薬草として使われたみたいですが、名前の由来を探るとみえてくるものが、おもしろいです。
育てるときの注意では、スカビオサは、やや酸性用土が苦手。
植えつけるときは、石灰などで、調整しておいた土がいいみたいですね。
鈴幸ではオープンガーデンをやっています。
お気軽にお越しくださいね。(記事担当Y)
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