アッツ桜(ロードヒポキシス) 学名 Rhodohypoxis
コキンバイザサ科 ロードヒポキシス属 球根植物 南アフリカ原産
展示場の入り口とパーゴラを抜けてすぐの場所にかわいらしく咲いているアッツ桜です。
画像は白のみですが、ピンクも植えています。
6弁のかわいい小さい花ですね。しべがみえない花で、よくみると、おもしろい花です。
アッツ桜は、流通名で本当の名前は、ロードヒポキシス。
でも、ロードヒポキシスだと、きいた瞬間から忘れてしまいそうです。
やっぱりアッツ桜がおぼえやすくていいですね。
カムチャッカ半島の東沖にアッツ島という島があるのですが、原産地ということでは、まったく関係がないようです。
ただ、命名の由来のほうを調べてみると、まったく関係なくもなさそうです。
ある山野草店が、この植物をはじめて売り出した戦時中、アッツ島日本守備隊が、玉砕した悲報がつたえられたのと同時期だったことから、つけた名前がアッツ桜として流通したはじめのようです。
この花にどんな思いをこめて命名したのでしょうね。
アッツ桜は冬場、低温にあたらないと、来年の花が咲きにくくなるので、植えたまま冬越しさせるか、ほりあげて、凍らない程度の低温の場所で保管するのが理想です。
よく分球して増えるので、ほりあげて植え替えをしてあげるといいみたいです。
おもしろい球根なので、育ててみたくなりますね。
鈴幸では、オープンガーデンをやっています。
お気軽に遊びに来てくださいね。(記事担当Y)
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