コロナ禍ですが、いつか行けたらいいなと
願いつつ。今回のブログはイギリスのお話です。
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ロンドン中心部から、電車でわずか30分の場所に
世界遺産の王立植物園「キューガーデン」が
あります。この中のプリンセス・オブ・ウエールズ・
コンサバトリーは、近代的な設備を誇る、広さ
4500平米の温室。温室内は10の気候ゾーンに
分けられていて、冷涼な乾燥地帯から熱帯雨林まで
異なる10の気候が、コンピュータ制御によって再現されて
います。ゾーンによって、気温や湿度が変わるので、
植物を世話するガーデナーたちは、各ゾーンに入る
たびに上着を着たり脱いだり、体温調節が大変なの
だとか。(*^-^*)
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ミルチロカクツス・ゲオメトリザンス
メキシコ原産の4~5mに育つ低木状のサボテン。
まさにメキシコと聞いて思い浮かべるサボテンの
形。日本では「リュウジンボク」の
名前で流通しています。
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オㇷンチア・クイテンシス
ペルー、エクアドル原産のウチワサボテンの一種。
可愛らしい、明るいオレンジの花の後にできる
果実は食べられるそうですが、どんな味なのかな?
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フェロカクシス・シュワルツィー
メキシコ原産の樽型に育つサボテン。折り紙のような
折り目がキレイです。鮮やかな黄色の花が咲いて、
日本では「オウサイギョク」の名前で流通しています。
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オプンチア・フィカス=インディカ
メキシコ原産で、オプンチア属の中では最もポピュラーな
ウチワサボテンの一種。英名はトゲだらけのナシ(ㇷ゚リックリー・ペア)
といい果実は食用に売られます。南米ではウチワ形の
茎も食べられているそう。エキスが化粧品に使われるなど
商用として重要な役割を果たすサボテンです。
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ぺレスキア・グランディフォリア
ブラジル原産。5mほどまで伸びて、樹木のような
姿をしたサボテンですが、幹のように見える茶色の
部分にはトゲが生えています。半八重のバラのような
花が咲くことからローズカクタスとも。
日本では「オオバキリン」の名前で流通しています。
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ミルチロカクツス・コカル
英名で燭台サボテン(キャンデラブラ・カクタス)という
ように、燭台を思わせる形をしています。メキシコ原産。
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これ以外に、騙されたと思って一目ご覧いただきたいのが、
プリンセス・オブ・ウエールズ・コンサーバトリーの
近くにある草の庭園「グラス・ガーデン」。
なんと500種類以上もの「草」が植えられています。
ガーデニングのプロによって、センス良く
配置されると、なんともオシャレですよね。(*^▽^*)
そよ風で優しく揺れる草が奏でる音色は、究極の癒し
サウンドですね。(*^_^*)5月から9月までが見ごろです。
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