2021年9月

      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    

月別アーカイブ

NEWS & BLOG

イギリスのキューガーデン〈多肉植物とサボテン〉

| コメント(0)

コロナ禍ですが、いつか行けたらいいなと

願いつつ。今回のブログはイギリスのお話です。

.

ロンドン中心部から、電車でわずか30分の場所に

世界遺産の王立植物園「キューガーデン」が

あります。この中のプリンセス・オブ・ウエールズ・

コンサバトリーは、近代的な設備を誇る、広さ

4500平米の温室。温室内は10の気候ゾーンに

分けられていて、冷涼な乾燥地帯から熱帯雨林まで

異なる10の気候が、コンピュータ制御によって再現されて

います。ゾーンによって、気温や湿度が変わるので、

植物を世話するガーデナーたちは、各ゾーンに入る

たびに上着を着たり脱いだり、体温調節が大変なの

だとか。(*^-^*)

.

ミルチロカクツス・ゲオメトリザンス

メキシコ原産の4~5mに育つ低木状のサボテン。

まさにメキシコと聞いて思い浮かべるサボテンの

形。日本では「リュウジンボク」の

名前で流通しています。

.

オㇷンチア・クイテンシス

ペルー、エクアドル原産のウチワサボテンの一種。

可愛らしい、明るいオレンジの花の後にできる

果実は食べられるそうですが、どんな味なのかな?

.

フェロカクシス・シュワルツィー

メキシコ原産の樽型に育つサボテン。折り紙のような

折り目がキレイです。鮮やかな黄色の花が咲いて、

日本では「オウサイギョク」の名前で流通しています。

.

オプンチア・フィカス=インディカ

メキシコ原産で、オプンチア属の中では最もポピュラーな

ウチワサボテンの一種。英名はトゲだらけのナシ(ㇷ゚リックリー・ペア)

といい果実は食用に売られます。南米ではウチワ形の

茎も食べられているそう。エキスが化粧品に使われるなど

商用として重要な役割を果たすサボテンです。

.

ぺレスキア・グランディフォリア

ブラジル原産。5mほどまで伸びて、樹木のような

姿をしたサボテンですが、幹のように見える茶色の

部分にはトゲが生えています。半八重のバラのような

花が咲くことからローズカクタスとも。

日本では「オオバキリン」の名前で流通しています。

.

ミルチロカクツス・コカル

英名で燭台サボテン(キャンデラブラ・カクタス)という

ように、燭台を思わせる形をしています。メキシコ原産。

.

.

これ以外に、騙されたと思って一目ご覧いただきたいのが、

プリンセス・オブ・ウエールズ・コンサーバトリーの

近くにある草の庭園「グラス・ガーデン」。

なんと500種類以上もの「草」が植えられています。

ガーデニングのプロによって、センス良く

配置されると、なんともオシャレですよね。(*^▽^*)

そよ風で優しく揺れる草が奏でる音色は、究極の癒し

サウンドですね。(*^_^*)5月から9月までが見ごろです。

コメントする