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雨が続いたあと、久しぶりに庭に出てみると

たくさんの雑草が生えていてびっくりします。

しかも今は、暑くて雨もたくさん降るので、

やはり草の伸び具合いがすごいです(>_<)

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まず庭に生える雑草の種類は・・・大きく分けると

☆ 風などで運ばれてきた種子から発芽するもの

☆ 地下茎から再生するもの

があります。そしてその多くは雪が降っても越冬して

夏の強い日差しにも負けず、どんなに気候が悪くても

繁殖するという、生命力が高いものが多いんです。

最初に代表的な雑草を3つほど紹介しますね。

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① ナガミヒナゲシ

今では日本のどこでも見られる雑草の1つ。

暖かくなると、オレンジ色の可憐な花をつける

い雑草。繁殖力がとても強く、周囲の植物の成長を

阻害します。冬の間はロゼット状態(葉っぱだけを

広げている姿)で越冬します。未熟な種子からも

発芽するため、花が咲いて、結実したあと刈り取っても

翌年爆発的に増えているということも。

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② カラスノエンドウ

春になると良く見る雑草。暖かくなると

花が咲いて小さな豆の入った緑色の莢を

つけます。莢は熟すと黒くなり、莢がはじけて

遠くまで種子が飛びます。莢が青いうちは

調理して食べることもできますよ。道端で

群衆して生えていることが多いんです。

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③コニシキソウ

地面に這いつくばるように生えるコニシキソウ。

抜かないでおくと、大きくなるのつれて茎の

分岐も増えていくんです。

キレイに刈り取った芝の上では、とても目立つ

雑草。種子が発芽することで繁殖するので、

1つ見つけたら周りにいくつも生えてます(>_<)

駐車場や道端の小さな隙間から生えています。

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効果的な雑草対策は・・・

① 手で抜く

シンプルな方法なんですが、地中深くまで伸びて

いる根も出来る限り多く駆除することで、そのあとの

発生を抑えることができます。球根タイプの多年草も

爆発的に繁殖するので、球根までしっかり駆除してくださいね

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また雑草退治のストレスを少しでも減らすための

大事なポイントは、雨の降った次の日に作業を

すること。土が水分をたっぷり含んでいるので

根が切れずに、上手に気持ちよく抜くことが

できます。(*^_^*)抜く時にはスコップや園芸用

のこぎりなどの便利アイテムを使うと驚くほど

速く作業が進みますよ(*^▽^*)

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② すく

暖かくなると、花壇や庭にひとつひとつ駆除するには

大変労力のいる小さな雑草がたくさん生えてきます(>_<)

思い切って表面5cmほどの土をすきとり処分するのが

雑草退治に効果的。(*^▽^*)

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③ 土間コンクリート舗装する

駐車場や家の周りの外構工事をするときは、

雑草が育つのに必要な陽の光を遮るように

舗装すると雑草退治に効果的。土間コンクリート

だけだと味気ない、という方は家や庭の雰囲気と

合わせてタイルや石張りを施工するとより

一層おしゃれに演出できます(*^-^*)

家の周りをすべて土間コンクリートにして

いる家もあります。雑草が生えない他

夏場の蚊の発生を抑える効果も高いです。

お手入れするスペースを減らすことが

雑草の生えない庭づくりの大切なポイントです。

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④ 防草砂を使う/固まる土を使って地表を固める

雑草の生えない効果が長く続くためには

ひび割れを起こさないことが一番重要です。

よく人が歩く場所や駐車場では強度の弱い

防草砂はオススメできません。

また透水性もあるため、整地や転圧が不十分だと

施工後早くからひび割れてしまいます。

防草砂と土の間に隙間ができないようにすることが

長持ちさせるポイントです。

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⑤ 庭を人工芝でマルチングする

近年販売している人工芝は、とてもリアルで抗菌、

防炎の機能があるものあり、「雑草駆除はイヤだけど

芝の雰囲気を楽しみたい」というにはオススメです。

自分で敷く場合には、整地→防草シート→人工芝→

ピン固定→砂で目地埋め、の作業手順をあらかじめ

しっかりとイメージしましょう。水はけの悪い場所で

施工すると、人工芝のへこみやカビが発生して劣化が

早まってしまいます。

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⑥ バークチップを敷く

そもそも、マルチングとは、露出した土表面を

ビニールやワラなどの素材で覆うこと。

農業用では、黒いビニール素材の「黒マルチ」が

使われています。そんなマルチングをバークチップや

くるみ殻で代用することもできます。

おうちの庭や花壇の花木を守りながら、かつ

おしゃれに雑草対策をしてみては。

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