晴天と気温の高い日が続く夏は
干し野菜を作るのに適した季節。
家庭菜園で採れすぎた野菜やまとめ買いした
野菜は、太陽と風の力を借りて干し野菜に。
干すことで、野菜の旨味が凝縮して、生とは
食感も変わるので、いろいろな料理に使える
ようになります。
.
☆ダイコン
長さ5mmほどの千切りにして、ザルや網に乗せて
天日で乾燥させます。真夏の晴天なら、3~4日で
自家製切干大根の完成!市販の切り干し大根より
ずっと風味豊かです。(*^_^*)
.
☆ゴーヤ
ゴーヤは1株育てるとやたらとできて、食べるのが
追いつかないくらい。ドライにすれば、保存がきいて
苦みが減るのもいいですね。厚さ1cmくらいの
輪切りにして、ザルや網に乗せて天日で乾燥させます。
真夏の晴天なら1~2日でゴーヤチップの出来上がり。
ジッパー付きの保存袋に入れて冷蔵庫へ。
使うときは水でもどして、炒め物などにすると
生の時とは違う食感とゴーヤ独特の苦みが楽しめます。
定番のゴーヤチャンプルーやみそ汁など、何にでも
使えます。
.
☆ナス
縦に暑さ7~8mmほどの薄切りにして、酢水に
20分つけてアクを抜きます。
こうすることで、干したナスが黒っぽく変色するのを
防ぐこともできます。
.
アク抜きしたナスをザルや網に乗せて天日で乾燥。
真夏の晴天なら2日ほどで水分がほとんどなくなります。
ジッパー付きの保存袋に入れて冷蔵庫へ。
.
《切干しナスレシピ》
使うときは、水から茹でて、沸騰したら
火を止めてそのまま一晩おきます。
干しナスの料理は山形の郷土料理の1つで
他の野菜やちくわと炊き合わせたり、油
炒めや白和え、枝豆をすりつぶして砂糖と
塩などで味をつけた「ずんだ」和えなどに
して食べます。
.
☆トマト
夏の完熟トマトは美味しいですが、
そんなトマトで作ったドライトマトの
おいしさも格別。ミニトマトなら半分に
カットして切り口の水気を一度キッチン
ペーパーに吸わせます。切り口を上にして
軽く塩を振り、晴天で4日以上乾かします。
《ドライトマトレシピ》
自家製ドライトマトはセミドライの状態の
ことが多いので、そのまま保存するより
オリーブオイルに漬けておくと長持ちします。
※殺菌した瓶にドライトマト(50gくらい)
とニンニク(2かけ)、粒黒コショウ(10粒
くらい)、ローリエ(2枚)ドライオレガノか
タイム(少々)を入れ、オリーブオイルを注ぎ
ます。そのままおつまみとしても、またパスタの
具材に合わせても、旨味が凝縮した美味しいソースに
なります。
.
ここのところ、雨が続いてなかなか
干し野菜をつくるチャンスがないですが、
☀晴れて晴天が続くようになったら
ぜひ、トライしてみてくださいね(*^-^*)
コメントする