今年の梅雨は、雨の日が多くてなかなか外での
作業が進みませんでした。(;^ω^)
そんな庭では今、黒点病やうどん粉病などの
バラの病害虫に加えて、コガネムシが猛威を
ふるっています。
このコガネムシはバラに被害を与えます。特にマネコガネ、
ヒメコガネ、ドウガネブイブイ、ハナムグリ、ゾウムシなどです。
コガネムシは食害性害虫で、成虫は5月ころから飛んできて
バラの花弁やつぼみ、葉などを食べてしまいます。
そして、土の中に潜って卵を産んで孵化した幼虫は、今度は
根を食べて冬を過ごし、成虫になったものが翌春から夏にかけて
地上に出て、再び葉やつぼみ、花の花弁を食べたりします。
幼虫にほとんどの根を食べられると、いくらバラの肥料を与えても
ひどい場合には枯れてしまうことも・・・・(/_;)
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成虫、幼虫とも対処方法は「見つけ次第捕殺」です。
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~ コガネムシの成虫の対処方法 ~
虫が苦手な人は、市販の薬剤、甲虫類に効果の
あるスプレーや乳剤などを使ってみて下さい。
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~ コガネムシの幼虫の場合 ~
特に鉢植えで育てている場合は、冬に鉢の土替えを
するときに必ず、土の中にコガネムシの幼虫がいないか
チェックをして駆除する必要があります。
地植えの場合も安心せずに、見つけ次第駆除して。
自分の手で捕殺するのが苦手な方は、土に撒くだけの
粒剤の薬剤などを使うとラクで効果があります。(*^_^*)
また、コガネムシの幼虫は腐葉土を好むので、バラの
用土や株元には腐葉土を使わないで、堆肥は完熟堆肥を
使うといいですね。
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バラを育てる目的や、ご自身にあったやり方で、バラを
食い荒らすコガネムシたちとの戦いに負けずに、キレイな
花を咲かせましょうね(*^_^*)
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