ナツユキカズラ タデ科 ポリゴナム属 学名:Fallopia baldschuanica
落葉つる性木本 東アジア原産
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夏の終わりを教えてくれるナツユキカズラの
かわいい小花が咲いています。
.ナツユキカズラはつる性の植物ですが、実はツル性植物は
大きく4つに分けられます。
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茎が支柱などのまわりにらせん状に巻きつくタイプ。
右巻きと左巻きの種類にも分けられます。誘引がなくても
巻きつきますが、なるべくなら誘引したほうが見た目が
よくなります。(アサガオ、カロライナジャスミン、スイカズラ、
ツルウメモドキ、ナツユキカズラ、フジなど)
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☆ 絡みつき植物
葉や茎の先端が巻きひげ状にクルクルと変形したものを
「巻きひげ」と呼び、構造物やほかの植物などに絡みつき
ながら伸びるタイプ。誘引がなくても絡みつきますが、
こちらもやはり誘引したほうが見た目がいいですね。
(クレマチス、スイートピー、トケイソウ、ブドウ、
風船カズラ、ナツヅタなど)
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☆ 寄りかかり植物
茎や枝から出る刺をひっかけながら伸びるタイプ。誘引が
なくても伸びますが、やはり誘引したほうが姿が美しいです。
(ノイバラ、ブーゲンビリア、ツルグミなど)
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☆ 張り付き植物
気根や吸盤(茎の途中から出る小さな根)を出して、壁などに
張り付きながら這い上がるタイプです。誘引しなくても伸びて
行きます。(ノウゼンカズラ、テイカカズラ、ツルアジサイ、
ヘデラ・ヘリックス、ヘンリーヅタ、ツルマサキなど)
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張り付き植物をパーゴラの柱にシュロ縄でくくりつけて、
巻きつけているお宅を見たことがあります。(;'∀')
本来、張り付き植物は自ら気根や吸盤で構造物に張り付いて
成長していくので、この状態ではせっかくの植物をキレイに
見せることができなくなってしまいます。
上に書いた4つのタイプは植物を少し観察すれば違いが
わかります。ツル植物は4つのタイプがあることを覚えて
おくといいですね。(*^_^*)
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暑い日もありますが、朝晩は涼しい日も増えてきて
秋らしくなってきました ☽ やっと過ごしやすくなって
きましたね(*^_^*)
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