キク科 ツワブキ属 耐寒性常緑多年草 日本・中国・台湾原産
第一展示場和風庭園のツワブキが黄色の花を咲かせています。
キクに似た一重の黄色い花をまとめて咲かせます。(^-^)だんだん花が少なくなっていくこの季節、明るい花がうれしいです。
ツワブキの葉は長い軸を持った大きな円い形で濃い緑色。
葉の表はワックスのような層(クチクラ、英語でキューティクル)で
コーティングされていて、つやつやとした光沢があります。
裏側や軸には茶色っぽい毛が。これらのコーティングや毛は潮風や
乾いた風から守っているんです。
ツワブキは、葉の形や模様がいろいろ違っているものがあります。
金紋(キンモン)と呼ばれる葉の全体に大小さまざまな黄色い点々が入るもの。
星斑とも呼ばれていますね。金環(キンカン)は、葉に黄色い縁取りが入ります。
獅子葉(シシバ)は、葉の縁が大きく波打ちます。見たことがないですが、
獅子の舞いのような感じなのかな?
縮緬(チリメン)は、葉の表面に細かい凸凹ができます。
白覆輪(シロフクリン)は、葉に白色の縁取りが不規則に入るんですね。
また花の変異で、八重咲きのものもあるんですよ。
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