フウチソウ 学名 Hakonechloa macra 別名 ウラハグサ
イネ科 耐寒性多年草 日本原産
第一展示場のエクシオールの前でそよそよと、涼しげに葉を揺らせているフウチソウ。
フウチソウは日本原産の植物なので、季節に応じた特別の手入れを必要としない植物です。
色や柄にバリエーションが豊富で、
一株あるとやさしい雰囲気にしてくれますね。(^-^)
日本らしい和風のお庭に。
または鉢植えにして和室に置いたりと・・・。楽しんでみてくださいね。
秋には紅葉します。その様子も なかなかです。
葉が密に生えてある程度は自然にまとまりますが、生育旺盛なのであまり手をかけずにおくと、草丈が伸び過ぎてバランスが悪くなることが。
5月から7月くらいに新芽(まだ開いていない筒状の葉)を引き抜くような感じで取り除くと低くおさえられて葉もバランスよく茂ってくれます。
美しい姿をキープしたいのなら、シーズン中にこの作業を2~3回行うといいですね。(^v^)
冬には 茎も葉も枯れて、根だけの状態になります。
晩秋に葉が枯れてきたら 根元でばっさりと刈り取ってしまいましょう。
ところで、 『草いきれ』 って言葉知っていますか?
夏のとても暑い時期に、草むらの中が高温多湿になる現象のことです。
陽射しが強く、風が弱いときには 葉温は気温よりも
5℃以上も高くなっているんです\(◎o◎)/!
その上 葉からの蒸散は湿度を高くするんです。ですから、昔の旅人は
この草いきれの熱は とても 耐えがたいもので つらかったようです。
古くからある言葉なんですが、私は最近知りました。(^_^;)
江戸時代の三大俳人 与謝蕪村の俳句でも、使われているようです。
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