クマツヅラ科 カリガネソウ属 学名 Caryopteris incana
第二展示場の花壇でダンギクが咲いてきました。ここに植えたことも忘れていたので、ちょっとうれしびっくり(^-^)です。
菊の葉ににている葉の付け根の部分に小さな青紫の花が集まって花穂をつくり、それが段になって咲くのでダンギクというんですね。1つ1つの花は唇の形です。
しばらくお天気がよく気持ちのいい日が続きそうですね。
剪定や植え替え、切り戻し・・・・と園芸作業もサクサク進められそうです。
ところでこれからは紅葉も楽しみですが、葉の色づき方は木によって違うんですよ。
たとえばイチョウとモミジ。
イチョウの葉は黄色の色素をもともと持っていて葉っぱの緑が黄色に勝っている普段は緑色に見えます。ですが季節がすすんでいくとイチョウの木はどの木も同じような黄色の色づき。木によって違いはありませんね。
もう一方のモミジは、場所によってきれいものときれいでないものがあります。
これはモミジの赤い色素が後からつくられるからなんです。
この赤い色素がつくられる条件は2つあって、1つは昼と夜の温度差が大きいこと、2つめは紫外線がよく当たることなんです。そのためモミジの名所は山の中腹に多かったりするんです。
赤い色素は、「アントシアニン」という紫外線から体を守る働きをします。
光を浴びれば浴びるほどアントシアニンが多くつくられて葉や花びらがきれいに色づくんですね。
なぜモミジの葉はアントシアニンを多く作るかというと葉の付け根には「芽」があって、その大切な芽を紫外線から守るためなんです。 花に比べるとあまり目立たず脇役の葉っぱですが、がんばってくれているんですね。(^O^)/(I)
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