「どんぐりの木はないんです」と言うと
「そんなことはないんじゃない?子供の時に
公園でどんぐりの実を拾って遊んだよ(*^-^*)」
「童謡にも、どんぐりって出てくるよね」
って言われそうですが・・・。
植物学の上では、「どんぐり」という木は
ないんですよ・・・
.
長くて、丸い実が帽子をかぶったようなあの姿が
特徴的などんぐりは、ブナ科植物の総称。
ブナ科の木は、コナラ類、シイ類、マテバシイ類
ブナ類とたくさんあって、国内でも20種類ほど
見られます。その実をひっくるめて「どんぐり」と
呼んでいます。でも自分が拾った実がなんの木の
どんぐりだったか、わかる人はあまりいないと思います。
実は、クリもブナ科なんですが、イガにくるまれた実の
形が独特なのと、美味しく食べられるので、その実は
どんぐりとは呼ばれませんね(;'∀')
.
どんぐりのなる木は、昔から炭や薪になったり
道具類に加工されたり、屋敷林に植えられたりと
常に暮らしとともにあるものでした。
実の特徴である帽子のような部分は、花のガクが
変化したもので、はかま、または殻斗と呼ばれ
乾くと外れてしまいます。
.
これほど親しまれているどんぐりなんですが
そのほとんどは、タンニンを含んでいるので
えぐみがあっておいしくないんです。((+_+))
でも、水にさらしたり加熱したりして、あく抜きを
すれば食べられるんですよ。
だから、昔の人は(縄文・弥生時代の遺跡からは
大量のどんぐりが発見されている)食べていたし、
近年でも飢饉に備えて貯蔵されていたようですね
.
森にいる虫や多くの動物もどんぐりを食べています。
特にリスやクマは、えぐみの少ない種類を選んで
食べるようで、なかなかのグルメさんです( ◠‿◠ )
コメントする