ハナミズキは育つスピードがやや遅めで、樹形が
整いやすいのでメンテナンスしやすい庭木の1つです。
開花、新緑、実をつける、紅葉、落葉とどんどん
表情を変えて、四季の移ろいを告げてくれるのも
魅力があってシンボルツリーとして、とても
人気があり庭に植える方もとても多い木です。(*^_^*)
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そんなハナミズキの剪定に適した時期は、休眠期の
12〜2月と開花後の5月。
ちなみに今の時期に行う剪定は、木の形を整えるためです。
地際から立ち上がっている「ひこばえ」は、元から
切り取ります。木の内側に向かって伸びている「逆さ枝」
垂直に立ち上がっている「立ち枝」、勢いよく伸びすぎて
いる「徒長枝」も元から切り取ります。
枝が混みすぎていて、日当たりや風通しが悪くなっている
部分は間引いて枝の数を少なくしましょう。
「少しきりすぎた?」と思うくらいが、ちょうどいいです。
ハナミズキは、春からどっと枝葉を伸ばして旺盛に茂るので。
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花のあとの5月に行う剪定は、充実した花芽を作るためです。
込んでいる部分の枝を透かして、木の内側までまんべんなく
光が差し込むように軽く剪定する程度に。
枯れ枝や細い枝、樹形のバランスを崩している長い枝などを
元から切り取らずに、途中まで「切り戻す」程度に剪定して
くださいね。
(太い枝の剪定は、休眠期まで待ってからにしてくださいね)
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