湿度の高い6月は、挿し木がもっとも
成功しやすい時期。
なかには発根剤を溶かした水に枝を
入れておくだけで、発根してくるものも。
ゼラニウム、アジサイ、ローズマリー、
セージ、ラベンダーなどは、根がつきやすいので
ぜひチャレンジしてみて下さい。
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多くの植物は土の温度が20~25度くらいの時に
よく発根します。また挿し木をして、発根を待つ間は
湿度が高いほうがいいので、梅雨は一番の適した時期
です。タネから育てるのが難しい花木や果樹、珍しい
植物を増やしたい場合や、早く成長させたい場合には
有効な方法。新鮮なものなら、花屋さんで買った切り花
切り枝やお友達に分けてもらった枝でも、挿し木できる
場合も。
いろいろな植物を試すと楽しいのですが、品種や条件により
根が出ない場合もあります。「うまくいけばラッキー」
くらいの気軽さではじめてみてくださいね。(*^-^*)
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☆成功率を高めるためのコツ
・挿し穂にする枝の選び方・・・
プロの育種家のかたからお聞きしたコツ!
木の上部、まっすぐ上に伸びている枝を挿し木すると
直立型の樹形になって下方で横に伸びている枝を挿し木
すると横広がりやねじれた木になるそうです。
同じ木からとった枝でも、部位により性格が異なるとの
こと。理想の樹形をイメージして、それに近い枝を
とりましょう。また、葉色や花色・形が本体と異なる
「枝変わり」は、挿し木するとその性質を固定できます。
斑入り葉品種などは、この方法で作りだされていることが
多いんです。特徴のある枝が出てきたら、挿し木してみる
のも面白いですよ。(*^_^*)
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