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役立つ花と木の図鑑

IMG_201806261.jpgIMG_201806262.jpgヒューケラ ユキノシタ科 学名:Heuchera 北アメリカ原産 別名:ホイヘラ


カラーリーフとして人気のあるヒューケラは

色のバリエーションが豊富なカラーリーフなので日当たりが悪い庭でもカラフルに彩ってくれます。

 

 

そのためガーデニングを楽しむことが出来るので

とても人気です。ヒューケラはどちらかといえば

日陰よりも日当たりがいい場所の方が好きな植物。

品種改良によって夏の暑さにも耐えられるようになって

きましたが、ヒューケラの原種は耐暑性があまりなかったので

夏の終わり頃にはなくなってしまうものも。展示場にも

植えたのですが、いつの間にか消えていました。

 


ヒューケラの園芸品種でも、色が全体として薄いものや斑入りの

ものなどは、夏の強い日差しの下では葉やけが、しやすいので一年を

通しての管理を考えると日当たりがよい場所よりも日当たりがそれほど

良くない半日蔭の庭で育てるほうがいいですね。


上手に管理できるとすぐに大株に育つので、株が込み合ってきます。

そうなると、梅雨時や夏の湿度の高い時期には過湿になり、枯れやすいので

混んだ葉を取り除いて風通しを良くしてあげると元気になりますよ。

 

 

 

花が終わったら茎の付け根のところで切り落とすように

しますが、そのままにしておくとタネができます。

 

ヒューケラを長く育てていると、葉と茎はそのままに中央の

わさびの根のような茎が上へ上へと伸びていくようになることが。

このまま育ててもわさびの根のような部分はなくならないので

株をリフレッシュさせる必要が。

ヒューケラの植替えは時期にこだわらずにできますが、

耐暑性がそれほど強くないので真夏の植え替えは避ける

ようにしてください。

 

   ~~ リフレッシュさせる方法 ~~
 
① 庭植えの場合は掘り起こして、鉢植えの場合は
鉢を外して傷んだ根を取り除いて一回り大きな穴か
鉢にヒューケラを植え直します
このときわさびの根のようになっている部分を土の
下になるように植えます。ただ土の下と言っても深植え
すると芽が伸びてこなくなるので先端は地上に
出ているようにしてくださいね。
② ヒューケラのわさびの根のような部分の上の
ほうを切り取ると下のほうの横から新しい葉が出てくる
ので、鉢を外して傷んだ根を取り除いて植え替えて育てます。
切った部分は水を含ませて絞った水苔にくるんでポリポットに
入れて根がでてくるまで日陰で水苔が乾いてしまわないように
管理します。
根が伸びてくると地上部も成長してくるので葉が増えてきたら
水苔をして新しい鉢か庭に植えるようにします

 

 IMG-201807121.jpgセミが鳴きだしました。やはりこの声を聞くと

夏らしさを感じます。暑くても元気に鳴いていると

自分も頑張ろうって思いますね。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


     

     

     

     

     
     

     

     
     

     

     

     

     

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