ユキノシタ科 落葉低木 日本、東アジア原産 学名:Weigela hortensis他
第二展示場の事務所入り口脇の花壇と壁泉の奥で、咲いている斑入りのウツギです。斑入りの葉とピンクの花が優しい感じの木ですね。
ところでウツギと呼ばれている花木は数が多くまぎらわしいです。幹や枝が空洞になる樹を特に区別なくウツギ(空木)と呼んでいるからなんですね。ウツギの種類としては様々になり、同じ科や属であるとは限りません。
庭によく植えられるのはウツギやセイヨウバイカウツギ、タニウツギの近縁種が多いですね。この斑入りウツギはタ二ウツギの仲間です。タニウツギの近縁種はタニウツギのほか、ハコネウツギ、オオベニウツギがよく育てられています。タニウツギはピンク花で葉裏に毛があります。ハコネウツギは白花で咲き進むにつれピンク花に変化し、葉裏にはほとんど毛がありません。オオベニウツギは雰囲気がタニウツギに似ていますが花色は白から赤紫までさまざまで、変種の斑入りや黄金葉の品種がよく出回っています。
日本に原産もあるとおり、高温多湿などの環境にもよく耐え、環境がよければ株が覆われるほどの美しい花を咲かせてくれます。
ところで、パンジーやビオラがまだまだきれいな状態だからと、夏花への植え替えを忘れてしまっていませんか?
でも、のんびりしていると これから急激に気温が上がって植え替えのタイミングを逃してしまいます。
5月から6月は植物がしっかり根付くときなので、本格的に暑くなる前に植え替えして、夏花の株を育ててあげてくださいね。
ゴールデンウイーク、家での庭作業も計画に入れておくとこれからの季節、庭をますます楽しめますね。
(^-^)
(I)
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