ウコギ科 学名:Dendropanax trifidus 常緑高木 日本原産 別名:カラミツデ、テングノウチワ、ミツデ、ミツナガシワ、ミソブタ、ミゾブタカラミツデ
F様邸のカクレミノです。日陰や潮風に強く、大きめの葉は、目かくしに最適ですね。
この木の名前の由来は、葉が密について木が幼い若木の頃には葉に深い切れ込みが入りその姿が昔の雨具の「蓑(みの)」に形が似ているところからカクレミノの名前が付けられたようです。葉に切れ込みが入るのは、裂けた葉をもつことで、下葉にも日光を回すようにしているようです。そして木が成長してくると切れ込みのない葉が出てくるようになり、老木になると古い葉が秋に紅葉することもあり、成長とともに葉が変化していく楽しさがありますね。
葉の色は、深めの緑色でやや分厚くて革質、表面に光沢があります。夏に花が咲き暖かいところでは、11月まで開花、秋に長さ1cmの果実ができて黒紫色に熟しますね。近縁の植物にヤツデがあります。確かに幼い木の葉は、ちょっと似ていますね
肌の弱い人はかぶれることがあります。注意してくださいね。
(記事 I)
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