アヤメ科 サフラン属
第一展示場の南、壁際のオブジェにかけてある小さな鉢。
その中に植えていたクロッカスが顔を出しました。
かわいいですね。
ここのところの陽気で、花が咲き出しました。
背丈が5cmほどの小さなクロッカス。
春に咲く球根植物では、昔からポピュラーな植物ですね。
一度植えれば、数年は植えっぱなしできれいな花を咲かせてくれるのがうれしいです。
春の代表選手のクロッカスですが、春の今ぐらいに咲くものは、ベルヌス系の品種になります。
じつはクロッカスには、他にも寒咲き(Crocus chrysanthus)、秋咲き(Crocus sativus)品種などもあり、それぞれ咲く時期が異なってきます。
開花は、寒咲き品種(クリサンツス)は春咲き品種(ベルヌス)の1ヶ月前くらいの1月~2月くらい。
開花の違いが、春咲き品種と一月ほどしか違わないので、やけに開花が早いなと思う種類は、だいたいこれですよね。
こちらでは、ほとんどみられない光景ですが、雪の中から晴れた空にむかって咲いたりする種類です。
秋咲き品種(サティブス)は10~11月くらいが開花時期になります。
秋咲きは、食品などの色付けに使われるあのサフランですよね。
今日も穏やかな一日。週末はだんだんお天気も下り坂のようですね。(記事担当Y)
コメントする