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役立つ花と木の図鑑

ブルーベリーの実がなってきました

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ブルーベリー 落葉低木

ツツジ科スノキ属 北アメリカ原産


第1展示場、南側にあるブルーベリーの木の実が濃い紫の実になりはじめています。

撮影していると、鳥が実を食べていくんですよね。

ブルーベリーは、花も実も紅葉も楽しめ、楽しい木ですが、育て方のこつをしると、さらに実もたくさん収穫できるようになってきます。

以前、私がいったブルーベリーの講習会で教えてもらってきたことを今日はかいてみることにします。


ブルーベリーの実をたくさん収穫する方法


1.植え付けは同品種(同じ系統の品種)の中のそれぞれ違う品種を2種植えること。

2.植えつける土はの酸性の用土(PH4.3~4.8)

3.果実をならせるための剪定をしる



ブルーベリーはたくさんの品種があり、まずは系統選びから。

ハイブッシュ系は、どちらかというと寒冷地向きで、ラビットアイ系は温暖地向きになります。

同じ系統でも、受粉のことを考えると、開花時期も近い時期のほうが受粉がラクになりますよね。

この地域で、一番のおすすめの組み合わせを質問してみたところ、ラビットアイ系のティフブルーとホームベルの組み合わせをすすめられました。


次は用土。ブルーベリーは、酸性の土が好きです。ブルーべりー、専用用土なども売られていますよね。

2、3年したら、ピートモスを株周りに施すことで、酸性が保てます^^


最後は剪定の仕方。

植えて1~2年目は、花芽があっても花芽は落としたほうがいいそう。

落葉した2~3月に弱々しい枝、花芽、先端の4芽~5芽をカットします。

幼木で木が十分に育ってないまま果実をならせると、木が弱るのだそうですよ。

それが、のちのちの成長に影響してきます。

栄養がすべて実をならせるためにいってしまうからですね。

3~4年目から果実をならせるための剪定に切り替えていきます。

このころには、株元からシュートがたくさんでてきます。

花芽のよくついた枝が、このころからふえてきますが、弱い枝や込み合っている部分は間引いていきます。

2本の木の間隔は、1m~1.5mくらいが理想ですね。

水をほしがる木なので、真夏の夏枯れの予防のため、寒冷紗をしたり、株元にマルチをすることも大事ですね。

以上が、育て方のコツです。

こんな育て方をしていくと、バケツいっぱいの収穫も夢じゃないそうですよ。



もう7月もおわるというのになかなか梅雨も明けませんね。

そろそろ、からっと晴れた真夏の青空がみたくなりますね。(記事担当Y)

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