ロニセラ'ヘクロッティ' 学名 Lonicera heckrotti
スイカズラ科ロニセラ(スイカズラ)属 常緑ツル性低木 北米原産
展示場入り口、アイアンフェンスにからませてあるロニセラが、咲き始めてきました。
画像上、2枚は咲き始める前のつぼみの様子です。
画像下は、花が咲いた様子。
つぼみのころだけみると、ツキヌキニンドウにそっくりです。
ツキヌキニンドウも同じロニセラ属でラッパみたいな花が咲くのですが、こちらは花が裂けた感じで咲くんですよね。
ロニセラには、いろいろ呼び名があって、ハニーサックルだったり、ニンドウだったり・・・。
ただ、おなじみのツキヌキニンドウと呼ばれるロニセラ・センペルビレンスだけは、花に一番近い葉だけが合成して丸い1枚の葉になり、その真ん中に葉を突き抜けて花が咲いているようにみえるところから、そうよぶので、似ていても、こちらの種類はツキヌキニンドウとはいわないようです。
葉は、こちら対性になっています。
でも、たまに園芸店では、そうでなくてもツキヌキニンドウなんて書いて売っていることもあるみたいですが・・・。
こちら浜松はあたたかいので、ロニセラは、冬場も葉は常緑のまま保ちますが、寒い地方では、葉を落とすこともあるようです。
でも、別名ニンドウ(忍冬)というように耐寒性は充分強い植物のようです。
3メートルほどに伸びるツル性植物ですが、絡みつくという感じではないので、誘引が必要ですね。
開花はこちらでは、4月おわりくらいから9月くらい。
花期が長くて、庭にあると長く楽しめますね。
よかったら展示場に気軽に、みにきてくださいね。(担当Y)
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