事務所ギャラリーの壁泉近くに植えてある
斑入りウツギ。なんだか葉っぱが黒っぽい・・・(*_*;
これは・・・すす病!(;゚Д゚)
植物が黒い粉で覆われて、葉や枝がまるですすをかぶった
ように見える病気です。すす病はカビによる病気で、この
黒い粉は菌の胞子です。すす病の原因菌はたくさんありますが
主にカプノデウム科に属する糸状菌の一種が繁殖して発生します。
この病気は春から秋にかけて発生しやすく、最初は黒いすす状の
斑点が現れます。発生した後に対処しないと、斑点は葉から茎
など全体に広がっていきます。
すす病は見た目を損ねるだけではなくて、葉の表面を覆って
光合成を阻害してしまうため、植物の生育を抑制してしまいます。
.
症状が軽い段階であれば、まずは黒いすす状の部分をふき取るか
洗って取り除きます。すす病が出ている葉が少なければ、葉を
摘み取るか、病変が広がった部分を剪定します。この作業をするときには
カビがほかの部分に移らないように注意が必要です。摘んだり切ったり
した葉や枝はそのままにしないで、ビニール袋などに入れて捨てましょう。
.
植物の病気を予防するためには、風通しをよく栽培して、菌の繁殖しやすい
環境を作らないことがとっても大切です。(*^-^*)
株の間隔を十分に取って植えつけて風通しや日あたりを良くして
あげましょう。枝を適宜剪定して過密を防ぐことも大切。(*^-^*)
また肥料過多によっても枝葉が込み合いやすく、病気に弱い
軟弱な株に育ちやすくなるので適切な量の肥料を与えるように
してあげてくださいね(^_-)-☆
コメントする