2024年12月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

月別アーカイブ

NEWS & BLOG

知っておきたい「すす病」のこと

| コメント(0)

事務所ギャラリーの壁泉近くに植えてある

斑入りウツギ。なんだか葉っぱが黒っぽい・・・(*_*;

これは・・・すす病!(;゚Д゚)

植物が黒い粉で覆われて、葉や枝がまるですすをかぶった

ように見える病気です。すす病はカビによる病気で、この

黒い粉は菌の胞子です。すす病の原因菌はたくさんありますが

主にカプノデウム科に属する糸状菌の一種が繁殖して発生します。

この病気は春から秋にかけて発生しやすく、最初は黒いすす状の

斑点が現れます。発生した後に対処しないと、斑点は葉から茎

など全体に広がっていきます。

すす病は見た目を損ねるだけではなくて、葉の表面を覆って

光合成を阻害してしまうため、植物の生育を抑制してしまいます。

.

症状が軽い段階であれば、まずは黒いすす状の部分をふき取るか

洗って取り除きます。すす病が出ている葉が少なければ、葉を

摘み取るか、病変が広がった部分を剪定します。この作業をするときには

カビがほかの部分に移らないように注意が必要です。摘んだり切ったり

した葉や枝はそのままにしないで、ビニール袋などに入れて捨てましょう。

.

植物の病気を予防するためには、風通しをよく栽培して、菌の繁殖しやすい

環境を作らないことがとっても大切です。(*^-^*)

株の間隔を十分に取って植えつけて風通しや日あたりを良くして

あげましょう。枝を適宜剪定して過密を防ぐことも大切。(*^-^*)

また肥料過多によっても枝葉が込み合いやすく、病気に弱い

軟弱な株に育ちやすくなるので適切な量の肥料を与えるように

してあげてくださいね(^_-)-☆

 

 

コメントする