植物が育ちやすい秋は、家庭菜園を始めるのに
とってもいい季節。
畑や庭がなくても、ベランダにプランターを置く
スペースさえあれば気軽に栽培を楽しむことが
できます。
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今回は秋に植え付けができる野菜の中から、鉢やプランター
でも収穫が楽しめる野菜を紹介しますね。(*^_^*)
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育てられる量が限られているベランダ菜園では、タネから
ではなく、苗から育てるのがオススメ。
プロが育てた苗は元気に育ちやすく、「タネを植えたけど発芽
しない」「発芽したけど、芽がヒョロヒョロ・・・」といった
リスクを避けることができます。
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野菜の種類によっては、冬を越すための対策が必要。
霜や寒風で弱らないよう株元にワラなどを敷いたり、
ビニールで覆ったりなど、育てる野菜に適した方法で
寒さから守ってあげて。
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水やりは夏の暑さが残っている時期は朝かゆうがたに。
寒くなってきたら午前~日中にやりましょう。(*^_^*)
冷え込みが厳しい地域は、夕方以降の水やりは土や根が
凍結する恐れがあるので注意してくださいね。(*^_^*)
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植え付けから収穫までの間が短いリーフレタスは
家庭菜園に大人気の野菜。光を浴びすぎると芯だけが
成長して味も悪くなるので、夜間に室内の電灯や
街灯の光が当たらない場所で管理してあげましょう。
・苗の植え付け時期:8~10月中旬、収穫時期:9~11月
・プランターに20~30センチ間隔で苗を植えつける
・表面の土がしっかりと乾いてから水をあげる
・株が30センチ前後になって葉が10枚以上になったら収穫する
株ごと採取したり、葉を数枚だけ摘み取ったりと使い方に
あわせて収穫可能です(*'∀')生のままサラダに、あるいは
お肉を巻いたりとさまざまなレシピで楽しめます(*^_^*)
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エンドウ豆の栽培には広い空間を長い支柱が必要なんですが
スナップエンドウならベランダでも簡単に育てることが!
・苗の植え付け時期:11~12月上旬、収穫時期:4~6月
・大きめのプランターに苗を15センチ間隔で植え付けて
風通しと日当たりが良い場所で管理
・土の表目が乾いたらたっぷりと水をあげて、肌寒くなって
きたらワラなどを敷いてマルチングする
・苗が約20センチになったら1メートルほどの支柱を立てる
・サヤが鮮やかな緑色になって実が膨らんだら収穫です(*'∀')
花を咲かせてから約3週間後が収穫の目安です。さっと塩茹でして
ビールのおつまみに。またマヨネーズで和えたり、煮物の彩りに
したりとさまざまなレシピで楽しめます。(*^_^*)
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耐寒性が強い芽キャベツは初心者でも成功しやすい野菜。
1株から70~100個ほどの収穫が見込めます。
・苗の植え付け時期:8月下旬~10月、収穫時期:11~12月
・1株の場合は深さ30センチ以上の10号の鉢に、2株以上育てる
ときは、長さ60センチ以上のプランターに30~40センチ間隔で
植え付ける
・土の表面が乾いたらたっぷりと水をあげて、下葉が込みあって
きたら頂部の葉を10枚ほど残して摘み取る
・約40センチに成長したら、60センチ程度の
支柱を立てる
・葉の付け根にわき芽がでたら、取り除いて
球根に栄養を送る
・芽が硬くなって3センチほどに結球したら収穫です
秋に植え付ければ年内には収穫できますよ。(*^_^*)
スープやパスタはもちろん、素焼きして塩コショウする
だけでも美味しく食べられます。
・
料理の風味つけにかかせないニンニクもベランダ菜園が
できます。雪や霜が降らない場所で管理しましょう。
・苗の植え付け時期:8~10月上旬、収穫時期:6月頃
・深さ25センチ以上のプランターに野菜用培養土を入れて
十分に湿らせる
・1片ずつにバラした種ニンニクを深さ5センチ、10センチ
間隔で植え付け、発芽するまでは半日陰で、葉が出てきたら
日当たりの良い場所で管理する
・土の表面が乾いたら水を与えて、成長し花芽が出たら摘み取る
(ニンニクの芽として調理できます(*^-^*))
・葉が半分以上枯れたら収穫。(引っ張って簡単に抜けない場合には
しばらく様子を見る)
収穫後は1~2日ほど天日干ししてからつかいましょう。土を落として
冷凍すると、2か月~半年ほどは保存ができますよ
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家庭菜園の魅力はなんといっても新鮮な野菜が味わえること。
また小規模だからこそ手入れが行き届いて、失敗しにくいのも
大きなメリット。
他にもミニ白菜やほうれん草、春菊やタアサイなども
秋からのベランダ菜園にオススメ。スペースが許すかぎり
たくさんの野菜栽培に挑戦してみてください。(*^_^*)a
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