皆さんは「クビアカツヤカミキリ」という虫って
聞いたことありますか?
国指定の特定外来生物で、桜やモモなどの木を食い
荒らす被害が国内で広がっているそうです。(;´Д`)
.
繫殖力や拡散能力が高い本種の被害を食い止める
ためには、何よりも早期発見・早期防除が不可欠
です。
.
クビアカツヤカミキリに寄生された樹木は、幼虫に木の
内部を食い荒らされるので、衰弱して枯れ死してしまいます。
落枝、倒木等による人的被害のおそれとともに、農作物(果樹)や
生態系への被害が拡大する恐れがあります。( ;∀;)
.
この虫を見つけるためには、根元をチェックです。
フラスと呼ばれる糞と木くずの混ざったものが寄生
された木から大量に排出されます。
排出場所は、根元だけでなく地面から1.5~2mくらいの
高さになる場合もあります。Σ(・ω・ノ)ノ!
フラスを排出する昆虫はほかにもいますが、クビアカツヤ
カミキリのフラスは、色が明るめで細長く連なって排出
され、かりんとうのような特徴的な形をしています。
コスカシバというガの幼虫も、暗褐色の似た形状のフラスを
出すことがあるため、よく観察する必要がありますが、
クビアカツヤカミキリほど、大量にフラスを出すことは
ないようです。そのためフラスから、クビアカツヤカミキリが
寄生しているか否かを判断することができますよ。
気を付けて、見てみてくださいね。
コメントする