お庭に雑草を生えにくくするために
ウッドチップを敷くことがあります。
このウッドチップと似たもので、
バークチップと呼ばれるものも
あります。
ここからは、ウッドチップとバークチップの
違いについて説明します。
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ウッドチップは・・・
木の幹を材料にしているウッドチップには
さまざまな種類があって、自分の好みに
合わせて選ぶコトができます。
木の種類によって色や香りが異なるのも
特徴です。
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バークチップは、アカマツやクロマツなどの
樹皮をチップ状にしたもの。
ウッドチップと比べると少し丸みを帯びて
いて大きいのが特徴。色は黒や赤、茶色などが
多く、ウッドチップよりも落ち着いた印象
与えます。
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ここまでウッドチップの特徴などについて
説明しましたが、ウッドチップを使うメリットに
ついてお話しますね。
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インテリアなどで、ウッドチップを使う人の中には
ウッドチップを使うと、見栄えがよくなるからという
理由で使う方が多いですね。
ウッドチップを土の上などに撒くことで、家の庭が
ぐっとオシャレな雰囲気になります。また一部の
場所ではなく、庭全体にウッドチップを撒くことに
よってより統一感が生まれ、庭に自然を感じさせるような
印象を与えることもできます。
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またウッドチップを庭に撒くと、雑草が生えにくくなるという
のも大きな利点です。ウッドチップを撒くと土の表面に日光が
当たりにくくなり、雑草の成長を遅らせることもできるんです。
ウッドチップはオシャレな雰囲気を作るだけではなく、庭の
手入れもラクにすることができるというわけなんです。
ただ土にウッドチップを撒く際には、あらかじめ雑草を処理して
おく必要があるので注意。
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ウッドチップには、土が乾燥するのを防ぐ効果もあります。
ウッドチップは、土の上に撒くことで、地面に直射日光が当たらなく
なるので地中の水分が蒸発しにくくなります。
でも夏の暑い日などには、水分の蒸発は活発になるので、そんなときには
程よく水やりなどをして、土が乾燥しないようにしましょう。
その際、水を過剰に与えると、ウッドチップが微生物に分解されやすくなり
早く減っていってしまう可能性もあるので、注意が必要です。
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ウッドチップには、庭の泥はねを防ぐ効果も。
例えば大雨が降った時には庭の表面にある土が流されたり、
泥がはねたりする可能性が。植物によっては泥はねから
病気にかかりやすいものがありますが、あらかじめ
ウッドチップを撒き庭の表面を覆うことでそれらを
防ぐことができます。また、庭の植物への水やりなども
泥を飛ばすことなく行うことができます。
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でもオシャレな雰囲気を演出して利便性も高い
ウッドチップですが、デメリットもいくつかあります。
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まずウッドチップは直射日光が当たるのを防ぐので
湿気がたまってカビや虫が発生する原因になることも。
またウッドチップには白アリが発生することも。
白アリは深さ1cm以下のウッドチップに住み着く
ことはないので、ウッドチップは浅めに敷くように
しましょう。また市販のウッドチップの多くは防虫
加工がされているので、必要以上に虫を警戒する必要は
ないです。
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先ほども説明したように、ウッドチップは湿気をためやすい
ため、土に撒くとなかなか土が乾かなくなり、カビや植物の
根腐れを起こす原因になる可能性が高いです。
水やりをするときには、地面の乾き具合を確認するように
しましょう。
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ウッドチップは、定期的に補充しなければいけないものです。
森の中の枯れ枝は、時間が経つとともに少しずつ土に還って
いきます。同様にウッドチップも時間が経つと徐々に減って
いきます。ウッドチップの下にある土が徐々に見えてきた
タイミングで、新しいウッドチップを補充してあげましょう。
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