りんごが美味しい季節ですね。
ところで、日本同様にイギリスでもたくさんの
種類のリンゴが作られていますが、日本と違うのは
「デザートアップル」(生食用のリンゴ)と「クッキングアップル」
(調理用のリンゴ)にはっきり区別されていること。
日本ではリンゴは生で食べるのが一般的なので、品種改良が
進んだ「酸味をなくした」生食で、美味しいリンゴが流通の
ほとんどを占めています。
.
そんな日本でも、イギリスからやってきた'ブラムリー'という
品種のクッキングアップルが、最近注目されています。
クッキングアップルの王様と呼ばれて、見た目はグリーンで
おいしそうなんですが、生でかじると強い酸味。(*_*;
火を通すとすぐに煮溶けて、砂糖との相性もバツグン。
.
リンゴには100種類以上の「ポリフェノール」が
含まれています。ポリフェノールとは植物由来の
抗酸化物質、つまり「からだの老化を防ぐ物質」です。
このポリフェノールを摂ることで、免疫力を高めたり
アレルギーの改善や高血圧の予防、美白効果も期待できるんです。
.
他にも、皮と実の間に多く含まれている「ペクチン」には
整腸作用があって、日本に古くからある民間療法の風邪を
ひいたときには、すりおろしたリンゴを食べるというのも
理にかなっています。(*^_^*)リンゴの栄養素を丸ごと
摂るには皮ごと食べるのがいちばん。
今日のデザートにはぜひリンゴを食べてみては、いかが
ですか?
コメントする