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クリスマスローズのレスキュー方法

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クリスマスローズは、夏は半休眠状態です。

そして9月に再び生育を始めて、10月には生育旺盛になってきます。

この今の時期こそ、傷んだクリスマスローズの復活のチャンス。(*^-^*)

新しい根が出て新しい葉をつけていくので、早く対処すれば新しい

細胞と入れ替わって、株をリフレッシュさせることができます。( ◠‿◠ ) 

ただ、冬になると再び生育がゆっくりになり、花芽を充実させるために

体力を使うようになるので、それまでにどれだけ株の回復ができるかが

ポイントです。9~10月、ヒガンバナが咲くころを目安に処置を始めて

11月までを株の回復期間に当てるイメージで作業を始めましょう。

 .

★ 夏に葉が傷んで茶色くなったクリスマスローズは・・・

強い日照が原因で葉が焼けてしまったようですね。夏は基本的に半日陰に

移動させたり、遮光させたりして西日を避けて管理するのが理想的。

夏の強い日差しに当たるとこのように葉が茶色くなってしまうことが

ありますが、心配いりません。(これから新しい葉が出てくるタイミング

なので)傷んで茶色になってしまった部分だけをちぎるようにして、

根元からは茎を切らないようにしましょう。根元から切ると急いで活動を

始めて、まだ少ない体力を使い果たして枯れてしまうことがΣ(・ω・ノ)ノ!

.

葉がついているほうは、葉を半分ほどちぎります。その理由は株分けして

半分になった根と、地上部の葉のバランスをとるためです。

葉が大きいままだと、少なくなってしまった根からの水の吸い上げ量と

葉の蒸散作用のバランスがとれずに弱ってしまいます。(/_;)

.

レスキューして植え替えたり、株分けしたあとのクリスマスローズは

根に多少なりともストレスがかかっているので、「活力剤」を使って

水やりをすると回復が順調に進みます。活力剤は肥料とちがって

免疫力をあげたり環境を整えたりするもので、弱った植物にも安心

して使えます。そのあとの日常の手入れは土がしっかり乾いたら

水をたっぷり与えます。9月下旬~10月には薄めの液体肥料を

スタートして、葉が成長してきたタイミングで緩効性固形肥料を

おくと育ちがより促されます。生育に合わせて、肥料も「徐々に」

戻していくのがポイントです(^_-)-☆管理する場所も日あたりのいい

場所に徐々に慣らしていくようにしましょう。

.

酷暑に耐えてきたクリスマスローズは、これから生育期間にはいりますね。

今こそ弱った株を救うチャンスです。冬前までの期間を有効に使って

株を復活させて来春の華やかな開花につなげていきましょう(*^-^*)

 

 

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