もう すっかり春なのかなとうれしくなるような
暖かな日があれば、また冬なの!と思わせる寒い日が
あったりしていましたが。
暖かい日と寒い日が交互にやってきて
いましたね。このような暖かい日が続いたあとに
一時的にさむくなることを「寒の戻り」といい
ちょうど このころ植物たちは芽吹いてきますが
霜に当たると 新芽が傷むので、天気予報には十分
注意して、寒くなるようなら室内に取り込むなどの
防寒対策を忘れずにしてください。。
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話は大きく変わりますが、生命力がとても強くて、
どこかに芽が残っていれば、そこからどんどん増える(*_*;・・・・・
そんなセイヨウタンポポは、帰化植物です。
今は、日本各地でみられるタンポポは、二ホンタンポポ
より、セイヨウタンポポの方が多くなりました。
セイヨウタンポポは、ヨーロッパ原産の帰化植物で
キク科タンポポ属の多年草、つまり同じ株が数年に
わたって咲き続ける花なんです。
(ちなみに帰化植物の正確な意味は、単に国外から
入った植物というだけではなくて、野外でどんどん
増えて育っている植物のコト)
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海外から、日本に持ち込まれたタンポポは無性生殖で
増える3倍体。だからセイヨウタンポポは、無性生殖によって
自分の力だけでどんどん増えていくんです。
3倍体だからタネができないと思いますよね。
違うんです。花粉に関係なく、自分だけでタネをつくる
すごい生命力を持っています。(+_+)
帰化植物です。
逆に日本のススキ、クズなどは海外で帰化植物となって
問題になっています。
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ここでおさらいです。
セイヨウタンポポは自分で種子を作ることができる、
二ホンタンポポは、昆虫が花粉を運ばなければ種子が
できません。この違いは大きいですね。
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