キノコといえば、秋の味覚の代表。
キノコの種類は400種類程度で
食用になるのは約100種類、そのうち
15種類程度が日本で出回っていると
いわれています。
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低カロリーの食品で、味の主張もあまり
強くないので、脇役に回りがちのキノコ。
乾燥させるとその栄養成分や食感が劇的に
変わる食品なんです。(*^_^*)
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しいたけは乾燥させるとビタミンDがぐっと
増します。ビタミンDは血液中のカルシウムの
吸収率をアップさせる働きがあるため、骨を強く
して骨粗鬆症を予防する効果があると言われています。(*^▽^*)
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またマイタケは乾燥させるとビタミンDは減少する
ものの糖質の代謝を促進して、疲労回復のビタミンと
いわれるビタミンB1が約3倍に増えます。またしいたけも
マイタケもミネラル類のカリウムがほぼ倍増します。
カリウムはナトリウムの排出を促すので高血圧の予防
にも効果があります。(*^_^*)
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さらに水に溶けない不溶性の食物繊維も豊富。
不溶性食物繊維は腸内環境を整えてコレステロールの
吸収を抑える働きがあります。
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そのほかには、えのきだけも乾燥させるとビタミンDが
増えるといわれています。また、エノキダケ独特の
脂肪酸が含まれてこの脂肪酸は内臓脂肪を減らす働きが
あるといわれています。
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キノコは、乾燥させると細胞膜が破れて成分が出やすく
なるので、栄養成分を無駄なく摂ることができるんです。
乾燥させると栄養成分が変化するだけではなく、食感や
旨味もアップ。
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シイタケやマイタケなどキノコ類は乾燥させると酵素が働いて
うまみ成分であるグアニル酸がぐんと増えます。また同様に
香り成分であるレンチオニンが作られて、よい香りがするように
なります。さらに水分が抜けることによって、水で戻しても
シャキシャキとした食感になり、食べ応えも出ます。
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生の状態では傷みやすいですが、乾燥させておけばかさも減り
長期保存も可能です。使いたいときに水で戻せば使えて、戻した
汁はうまみがでているのでダシになります。
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これから湿度が下がって乾燥した日が多くなります。
旬のキノコを天日干しにしてキノコの栄養成分をたっぷり
おいしく摂るのもいいですね
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