2021年11月

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朝夕の涼しさにほっとする時期になりました。

日差しは穏やか。吹く風もさわやか。

花や野菜の世話をしながら、屋外で

体を動かすのがとても心地よい季節です。

庭の草花や樹木は、もう冬に休む準備を

始めたり、早春に向けて育つ準備を整えたり

しています。

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冬越しの準備

10月下旬になると、最低気温もだいぶ

下がってきます。これから11月にかけて

あっという間に気温が下がっていくので、

寒さに弱い植物は、早めに室内に取り込む

準備を始めましょう。

室内に取り込む前には、葉に水をかけて汚れを

落として、虫がついていないかチェック。

土の上に置いていた鉢は、中にアリの巣が

できていることもあるので要注意です。

虫がついていれば、殺虫剤などで駆除してから

取り込みましょう。

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庭木の手入れ

10月頃は、気候も良くて梅雨時に次いで、常緑樹の

手入れに最適。夏の間に茂りすぎた庭木は、枝透かし

などをして形を整え、気持ちよく冬を迎えましょう。

一方で、害虫の活動もまだまだ活発。病害虫予防も

かかせません。

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秋播き一年草のタネ播き

温暖地では、耐寒性のある春~初夏咲きの花の

種まきができる時期です。タネ播きの時期で遅れると、

寒くなるまでに十分育たないので、時期を逃さずに

播きましょう。

寄せ植えに人気のスイートアリッサムも、この時期に

播いておけば3月ころから花を楽しめます。

発芽適温は20℃前後。10月上旬に、タネ播きを

してしまいましょう。

デルフィニウムなど寒さに強い植物も、秋播きでそだてます。

育てやすい品種を選ぶと失敗しません。

その他、ノースポールやイソトマ、アスター、リナリア、

ネモフィラなども10月にタネ播きをします。冬の間は

ポットで育てて、春になったら定植するといいですね。

タネの袋に発芽最適気温が書いてあるので参考にしましょう。
ルピナスやスイートピーは直根性なので、ポットに

タネを播いたあと、本葉が3枚ほど出たらすぐに

定植するか、そのままポットで育てて春に根を

傷めないように定植します。
いずれも本格的な寒さが来る前に、ある程度しっかりした

大きさまで育てるのがコツ。冬を乗り越えることで、しっかりした

株にそだちます。

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秋植え球根の植え付け

10月中旬を過ぎると、チューリップやスイセン、

ムスカリなどの秋植え球根を植えられます。

パンジーやビオラとの寄せ植えの隙間に植え付け

たり、庭に種類ごとにグルーピングして植え付け

たりします。

春に咲く姿を思い浮かべて、球根を仕込むのは

楽しい作業ですね。

庭植えの場合は、球根の大きさ3個分の深さが

良いとされています。

チューリップなどはある程度間隔が狭くても

大丈夫ですが、植えっぱなしで楽しめるスノーフレーク

などは、葉が広がるので少し間隔を広めにとりましょう。

長く育てるというよりも、花が一斉に咲くのを楽しみたい

鉢植えの場合は、多少過密気味に植えたほうが、見た目が

ゴージャス。根をしっかり張れるように、浅く植え付けます。

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宿根草の株分け・植え替え

キキョウ、スズラン、ギボウシ、ミヤコワスレ、

クリスマスローズなどの宿根草の株分けや植え替えを

行えます。鉢植えは新しい土に、庭植えの場合は株分け

のあと、腐葉土などをすき込んでから植え付けましょう。

庭植えの宿根草を掘り上げる際は、できるだけ多くの

根をつけた状態で掘り上げます。根鉢を大きめに取って

掘り上げ、必要に応じて株分けします。寒くなる前に

しっかりと根を張ることができれば、冬越しも問題ありません。

ホトトギス、シュウメイギクなど秋に咲いた宿根草は、花が

終わってから11月中または春の芽が動き出す前に、植え替えや

株分けをします。夏の暑さで弱ってしまった宿根草は、株分けなどを

せずに休ませましょう。

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