宍道湖畔に立っている松江城は山陰地方唯一の
現存の天守なんです。千鳥が羽根を広げたように
見える入母屋破風の屋根から別名「千鳥城」と
呼ばれています。
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男性的なお城ですね。
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こちらの柱は何本もの柱を重ねて1本の柱にしています。
これは板を張って鎹や鉄輪で留められているもので、「包板」と呼ばれています。天守にある総数308本の柱のうち130本に施してあって、割れ隠しなどの不要材の体裁を整えるためのもののようです。
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目的によって使い分けているようです。
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見事な石垣です。重機のない時代によく積み上げたものです。感心しますね。
よく見ると→
石と石の間に細かな石をはさんで固定しています。
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立派な石垣ですが、この石垣積は城を作る工事のうち全体のうち半分以上の労力がかかっています。
松江城は5年もの年月をかけて完成させましたが、そのうちの3年間を石垣に費やしています。滋賀の大津氏には石垣の築城に優れた技能を持った達人がいました。松江城の石垣もこの穴太衆が招かれて作られたんですね。
自然の石を巧みに組み合わせて石垣を作る石垣職人「穴太衆」。
現代でも地震に強い工法ということで、評価が高まっているようです。
素晴らしいですね。(*^▽^*)
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城の周りのお堀には、屋形船も。
(記事 S、構成 I)
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